カテゴリー「J-POPS」の43件の記事

2009年12月26日 (土)

小室哲哉の特番をみました^^? TMNや小室さんに関わる私的な覚書

基本的にテレビは、普段ほとんど観ないのですが、最近、たまたまおもしろい番組をみました。

小室哲哉の特番 確か12月20日頃でしょうか。みのもんたが司会していたやつ。

1980年代終わりから1990年代は、確かに小室サウンドの時代だったので、映像をみながらそうそうはやったよなあとミョーに納得。語れば長くなるのでやめておきますが、実は以前の記事でも取り上げています。

「書きながら考える」 2002年9月2日

http://homepage1.nifty.com/arukunakama/k038.htm

「TMネットワーク(TM Network)  『セルフ・コントロール(Self Control)』」 2008年5月4日

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/05/tmtm_network_se_c2d9.html

ところで、最後に、ピアノで弾いた曲が、WOW WAW TONIGHTの一節であったのには正直、胸に来るものがありました。


「答えは自分の中にある 今までの経験を振り返る」2004年6月28日

http://homepage1.nifty.com/arukunakama/d030035.htm

「~前略~

さて、出発前はいろいろ不安もあったのですが、ようやく生活も落ち着いてきました。

いま、マニラに一人で駐在してつくづく思うのは、いままで訳もわからずがむしゃらにやってきたことが、結局、今の自分の血となり肉となっているのだなということです。

確か1997年頃だと思いますが、H・Jangle with Tという浜ちゃん(浜田雅行)のユニットの『Wow Waw Tonight』という曲が、大変はやりました。(例の小室哲哉の曲でした。)

ちょうど、入社5年目ぐらいで、年明けの3月から5月の連休明けまで、とにかく納期がきつくて、めちゃくちゃ仕事が精神的にも物理的にきついときがありました。逆に緊張感がつづくと、ハイテンションが抜けないというか、10時や11時になっても飲みに行きたくなるのですよね。飲まなきゃいいのにと思いつつも、結局、仕事や飲んだりで、へろへろになって、連日、最終近くの電車にのっていました。

「・・・流れる景色をかならず毎晩見ている/うちに帰ったらひたすら眠るだけだから/ほんの一時(ひととき)でも自分がどれだけやったか/窓に映っている素顔を誉めろ/・・・」という一節が、妙にリアリティ(現実感)をもって聞こえてきたことを今でも折にふれて思い出します。

また、入社当時からずっと大変お世話になっている会社の上司に、いつも会社で行き違うたびに、「どうだ、仕事は楽しいか?」と、声をかけてもらっていました。無邪気に、「楽しいです」とか「おもしろいです」とか答えていた初心(うぶ)だったあの頃。

それから10何年かたって、仕事に行き詰まって非常に辛くて、進むべき道に迷っていたその時。さすがに、「楽しいか」とは、その上司も声をかけ辛かったみたいですが、「(でも、)きらいじゃないだろ。」とさりげなく声をかけてくれたこと。

だれしも、いつでも、「好きなこと」や「楽しいこと」ばかりではないけど、「きらいではないこと」自体に意味があることを、今、あらためてかみ締めています。

マニラに一人で駐在して思うこと。「答えは自分の中にある。」あの時、その時、上司は、先輩は、そして自分はどのように考え行動したのか。決して我流に陥ることなく、でも単なる「ガキの使いではあらへん」ように、ぼちぼちやっていこうと思います。

~後略~」


こうしてみると、確かに小室さんには癒されていたなあ。Good times and bad times(よいときもあれば悪いときもある。)

まあ、実際、人生、よいときばかりでも悪いときばかりでもありません。
これからの再起に期待したいところですね。

ではでは^^?

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2009年11月15日 (日)

フィンガー5 『個人授業』(Finger 5 First Album)あるいは‘和製ジャクソン5’のこと

ちょっとタイトルからしてわかりにくいかもしれませんが、今回、紹介するのは下記のアルバムです^^?

2_09111400 フィンガー5 『個人授業』(Finger 5 First Album)

日本フォノグラム PHCL-8057 CD選書 1994年11月

(LP発売日 1973年)

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度:★★★★☆

そもそも1973年発売のこの曲というかアルバムを、1970年生まれの私が知るわけもないと思いきや、実はひょんなきっかけで、1980年頃にはLPを手に入れていました^^?

というのは、小学生の頃、剣道を少し近所の道場に通って習っていたことがあるのですが、たしか小学5年生の時の、クリスマス会もしくは新年会のときに、プレゼント交換があってじゃんけんか何かで買った人からほしいプレゼントをもらえるということがありました。確かクリスマス会だったと思います。その時、なぜか1番目か2番目かで勝って、まだ山とある(たしか当時20~30名ほど子供が剣道を習いにきていた)プレゼントの‘宝の山’から私が選んだのが、なぜかだかわからないけど、このアルバム(当然LP)とアリスの「今はもう誰も」のドーナツ盤。そのとき弟は、プラスティックの雪ゾリをもらっていましたね。確か。もっとも1月にスキーに団体でいったときに早速持って行ったら大人が乗ったかなにかで手すりのところがいきなり割れて、一回使っただけでお釈迦になっていましたが・・・。

本当に、なんで‘こんな’(変な)プレゼントを、山とある中から‘わざわざ’選んだのか今でもさっぱりわからない。

さはいいなん、選んだ経緯はともかく、このアルバムは実は想像以上というか見かけ?以上にめちゃくちゃよかったです^^?

09111401_2 A面:

1.ハレルヤ・デイ*、2.帰ってほしいの*、3.小さな経験*、4.愛はどこへ*、5.オキナワヘ帰ろう*、6.涙の天使

B面:

1.個人授業、2.恋の研究、3.バラの少女、4.気になる女の子、5.ベンのテーマ*、6.歓びの世界⋆

*ジャクソン5のカバー、⋆スリードッグナイトのカバー

(詳しくは曲目リストを参照。でもこのリストをみてもジャクソン5の曲かどうかはわかりません。)

もうわかる人はわかると思いますが、この沖縄出身のキッズバンド、実の兄妹(末娘の妙ちゃんが最年少で参加しているので、男の子4人と女の子1人、上から、一夫、光男、正男、晃、妙子)5名の‘和製ジャクソン5’は実に、デビューアルバムの12曲のうち、上に*をつけた6曲が、ジャクソン5のヒット曲、もう1曲もまたアメリカンポップスのヒット曲。

正直言って、たしか中学生かなんかでラジオで、初めてジャクソンファイブのたとえば確か「アル・ウィル・ビー・ゼア」か何かを聞いたときに、「これってフィンガーファイブのパクリやん」とマジで思いました^^?

つまり、このフィンガー5のカバーは、楽曲からアレンジ、しかも日本語の訳詞まで本当に完璧なコピーで、歌詞が日本語だったので非常に当時小学生であった私にもわかりやすかった^^?

実は、これらの曲は、フィンガー5で聴いたほうが私的にはしっくりとくるのです。

その後、中学生とか高校生でジャクソン5の曲もいくらか聴きましたが、やっぱりマイケル・ジャクソンのジャクソン5時代の代表曲は、上記にあるようなものではないかなあと思っています。

ということで、私のジャクソン5初体験は、なぜだかフィンガー5から始まったのでした^^?

ではでは^^?

P.S.

おまけ。フィリピン駐在時にようやくというかやっとジャクソン5のアルバムを購入しました。

09111402_2 JACKSON 5 GOLD

UNIVERSAL MOTOWN 06024988052

2005

お薦め度: ★★★☆☆

泣ける度: ★★★☆☆

アルバムとしての完成度: ★★☆☆☆

結論からいうと2枚組みというのが泣きどころでたぶん完璧にヒット曲を網羅しているとは思うのですが、アルバムとして聴きにくいです。正直言って。

たぶん、日本ではこのアルバムは手に入らないと思いますので、素直に今、何種類かリリース(リバイバル)されている1枚組みのベストを買ったほうがよいと思います。

収録曲は、以下のとおり。

09111406

09111407

このCD2枚組みには当然、フィンガー5のカバーの元曲がちゃんと入っています。でも較べると、J5よりF5のほうがいいなあという曲もあって、非常に微妙な感じです。

機会があったらぜひ、オリジナルの本家(J5)と和製(F5)を聴き較べてみてください。

ではでは^^?

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2009年10月 2日 (金)

『誰も知らない∮泣ける歌♪外伝 恋人たちの泣ける歌』

なんか、まんまのタイトルのコンピレーション・アルバムを一目見て買ってしまいました^^?

09100201 『誰も知らない∮泣ける歌♪外伝 恋人たちの泣ける歌』

MHCL-1490

ソニー・ミュージックダイレクト

2009年2月18日 発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★☆☆

1980年代から1990年代の「泣ける歌」のコンピレーション。「R35」の二番煎じでもないが、完全にアラサーというよりアラフォー向け、つまりしばやん世代向けの選曲であることは、ほぼ間違いない。というか、選曲した人が、同世代ではないかと思います。

曲名を聞くといかにもという感じがすると思います。

収録曲:

01.郷ひろみ/僕がどんなに君を好きか、君は知らない 02.プリンセス プリンセス/M 03.浜田省吾/愛という名のものに 04.槇原敬之/素直 05.玉置浩二/しあわせのランプ 06.古内東子/逢いたいから 07.米米CLUB/愛してる 08.TUBE/君となら 09.久保田利伸/CRY ON YOUR SMILE 10.松田聖子/きっと、また逢える・・・ 11.LOOK/シャイニン・オン 君が哀しい 12.爆風スランプ/大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い 13.ハウンド・ドッグ/ラスト・シーン 14.鈴木雅之/ガラス越しに消えた夏 15.鈴木祥子/優しい雨 16.西田敏行/もしもピアノが弾けたなら

この歌手なら、もっと売れた曲があるはずなのに、微妙にはずしているのが、「誰も知らない」泣ける歌の所以なのでしょう。

とはいえ、結構、しばやんの泣ける唄が聴きたいでも取り上げた曲ばかり でもないか^^?

知っている人にはクスリの微妙な選曲がうれしいコンピレーションでした^^?

P.S.

それなりに有名な曲なので、ここの歌曲のコメントは避けます。個人的には、結構いいところをついてきている‘通’の眼を感じて、かなり満足ですが、アルバムを聴くという精神からは、基本的につまみ食いのコンピレーションは邪道みたいに思ってしまうのですが、結構うまいところを突いたものについては、まああってもいいか、許せるかなって感じです^^?。(かなり負け惜しみが入っているというか、本音は、あまり認めたくないけど、選曲の巧みさにやられたという感じです。)

ところで、寡聞にして知らなかったのですが、日本テレビ系で、毎週火曜よる9時から『誰も知らない∮泣ける歌♪』という番組があるそうですね。オフィシャル・コンピレーションがバップからCD2枚組みで発売。これはレーベルを越えたもののようです。

加えて外伝とは、各レーベルが抱えるアーティストをこのテーマに沿って集めたもの。このアルバムは、ソニー・ミュージックのもの。他にも、コロンビア『もらい泣き篇』、ビクター・エンターテイメント『スタッフが選ぶこころのベストワン』、BMG JAPAN 『なみだのバラード』、EMIミュージック・ジャパン『EMI Selections』、日本クラウン『胸いっぱいの涙』、エイベックス『ゆうきのうた』などシリーズ?で7枚がリリースされています。

収録曲名の書いたパンフが同梱されていたのですが、歌手名と選ばれた曲をみて、レーベルそれぞれの特色というかカラーを感じてみたり、この人(歌手)って、このレーベルだったっけなどと、しばし感慨にふけってしまいました。

でも、「泣ける唄」って、本当に難しい。ある程度売れていないとダメだし、隠れた名曲っていう意味ではないんです。

ほどほどにポピュラーで、でもメインの花道ではなく、ちょっと裏街道みたいなマニア心をそそるような渋いいぶし銀みたいな趣きも必要だし、ようは、ちょっと蔭のある奥ゆかしさがあってほしい。

あと、どうしても世代論的なところはあります。歌は時代につれっていうようにその歌がはやったときに自分がどのような時期(世代)であったのかは、きわめて重要なファクターです。

そういう眼で、改めてこのレーベルごとの曲名リストをみると非常に興味深いものがありました^^?

まあ、実際に手にとってみてどのアルバムが自分にとって「泣ける歌」が多いかと考えてみるといろいろおもしろいと思います。

ではでは^^?

確か『R35』のアルバムの批評?がらみで、昔は自分でカセットテープに編集してオリジナルのベスト曲集をつくっていたという話がありました。

確かに実際、そんなものでしたね。自分でレンタルレコードやCDから編集カセットやMDを作っていた頃もそんな昔のことではありませんでしたよね。友達のオリジナルのテープを聞かせてもらうと、その人の世界観というか考え方やセンスの一端がうかがえるようで、それなりにおもしろかったような気がします。

あつらえのもの(既成品)ではなくて、自分で編集して楽しむ。今では、そのためのハードがPCミュージックとかI PODに置き換わったということなのでしょうかね。

今、ちょっとデジタルオーディオについても研究?しているので、そのうちに新しいミュージックスタイルに私も馴染んでいきたいと思っています。

ではでは^^?

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2009年9月23日 (水)

一青窈 『ハナミズキ』 9月に忘れてはいけないこと。

このシルバーウィークはいろいろな意味で充実したお休みになりました。

いろいろ行き詰っていたのがうそのように展望が開けたこの1,2週間でした。

さて、昨日、本当に久しぶりに名古屋にでかけました。目当てはオーディオ(ステレオ機器)のチェックとデジタルレコーダーとデジカメの情報収集。一応目当てというか当てをつけて動いたのであまり無駄な行動もなく、まあ結果的に7~8割方、目的を達成できました。

とりあえず紹介するのは、こちらのCDシングル。

Hamamizuki 一青窈 『ハナミズキ』

M☆Hits COCA-15622

2004年2月11日

お薦め度: ★★★☆☆

泣ける度: ★★★★☆

01. ハナミズキ

02. 年年歳歳

03. ハナミズキ(instrumental)

実は、2005年くらいの時点でアルバムの『一青想』 (2004年4月7日発売)を持っていたので初めてこの曲を購入したというわけではないのですが、あえてこのシングルを紹介します。

私がこの曲を聴いたのは、なぜかフィリピンはマニラのカラオケバーでのこと。フィリピーナのおねーチャンに歌ってもらって、なんだこれはというのが初めの感想。何かいいメロディーだなぐらいの出会いだったのですが、歌詞を見てみるとなにか意味がありそうだし、なにかこれはあるということで気になっていました。

時期は定かではないのですが、何かのきっかけで、一青窈さんが、これは2001年9月11日の同時多発テロに触発されて作詞したということを知りました。この話自体は結構、有名な話みたいでこんなところでも公知のこととなっているようです。

Wikipedia ハナミズキ (← リンクが切れてしまいますので、検索してみてください。)

でも、こんなトリビアがあるとは今日グーグってみるまで知りませんでした。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%AD-%E4%B8%80%E9%9D%92%E7%AA%88/dp/B00015M8FE

海野さかなさんのレビューより。以下、引用。

---------------------------------

67 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 聴くたびに涙が溢れます。, 2006/1/23

ハナミズキの花言葉は「私の想いを受けとってください」ということと、
歌詞の内容からみて、この曲は「恋愛(失恋)を唄った曲」だと思ってました。
しかし、この曲の歌詞は、一青窈さんが「9.11のテロ」への思いを込めて
書いたものだということを知り、改めてとても素晴らしい曲だと感銘を受けました。
いつ聴いても涙が溢れてきてしまいます。
また、ハナミズキは「日本がアメリカへ桜を贈った返礼として贈られたもの」
だそうですね。
このことから、ハナミズキは「平和」や「親和」の象徴であることが分かります。
「果てない波がちゃんと止まりますように」は、
「世界中から戦争がなくなり、平和な世の中がずっと続いてほしい」
ということを云っているのですね。
一青窈さんの「祈り」が世界中の人々に届きますように

---------------------------------

まあ、どこまで歌詞や曲を“深読み”するかは、ひとえに聴く側の問題だとは思いますが、こんな解釈?もあるようですね^^?

さて、今年は、2001年のセプテンバー・イレブンより丸8年が経ちました。

当時、東京駅のまん前の八重洲の事務所で残業をしていて社長室のテレビで同僚とライブで世界貿易センターが崩れるのをみていたことを思い出します。

このあたりのことは、いろいろなところで触れてきたので、今更繰り返すこともないのですが、正直、もう8年かという感慨はあります。

たとえば、「なぜ今、中世アラブ・イスラーム地理学・旅行記なのか?(同時多発テロ一周年によせて) 2002年9月1日」の記事など。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-0af2.html

自分も、その後、いろいろ海外にもいって、フィリピンには4年と3ヶ月も駐在してきて仕事も変えたし生活環境も変わったし、世の中そのものも変わってしまっている。

自分にとってのリアルであったものがいつの間にか世間的にアーカイブされたものになってしまっている、そんな一抹の寂しさとともに、でもその時代を実際に生きてきたという気概というか独りよがりの思い込みかもしれないけど、その時に考えたり感じたことをいつまでも大切にしていきたい。

そんなことを改めて感じました。

このような話題は、「Life, I Love You!」では普段、あまり触れることのないものです。

本来は「歩きながら考える」のブログの話題なのですがあえてこちらにポストしてみました。

全然未整理なのですが、このようなテーマで書いた記事の分類です。

「わたし’の平和学~冬が来る前に!」 『ブログ版 歩く仲間』

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/cat20091295/index.html

ではでは^^?

おまけ

Hitotoyou Hanamizukibk

P.S.

なにか何がいいたいのだかわからないような中途半端な文章になってしまいました^^?

でも「海野さかな」さんのレビューを見たときに、やられたと思いましたね。もう付け加えることないじゃんと。

ともあれ『歩く仲間』プロジェクトも再起動です。やはり、私にはやるべきことがあるというか語るべき何かを持っていると「勝手に」思っています。

そういえば、「スピーク・アウト」をテーマにしたこともあったなあ。この半年、おとなしくしておりましたが、やはり声をあげずにはいられない性格みたいです。

ではでは^^?

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2009年8月20日 (木)

スターダストレビュー(STARDUST REVUE) 『ONE & MILLIONS』

なんとなくしっとりとしたバラードが聴きたい、そんな季節になってきました。でも、まあお盆後に急に涼しくなりましたね。夜なんか、もう秋かという冷え込みようです。ちょっと季節が少し早いかなと思いますが秋色のラブソング(集)のアルバムを一枚。

Onemillions_front_2 STARDUST REVUE(スターダスト・レヴュー)

『ONE & MILLIONS』

1.お薦め度: ★★★★☆、 

2.泣ける度:★★★★☆

3.アルバムとしての完成度: ★★★★☆

ワーナーミュージックジャパン WPCL180 1990年10月発売

「一と百万(=無数の)」、いや「ひとりと無数の(人たち)」という意味でしょうか。

ところで、下に示すケース・イン・ジャケットが、またしゃれているというか、何かを象徴していますね。

Onemillions収録曲:

①All I Do、②Cruising Night、③Bad, Bad Boys、④君のすべてが悲しい、⑤When We Dance...、⑥星空のアリーナ、⑦カーニバルの夜、⑧季節を越えて、⑨10月のパノラマ、⑩蒼ざめた週末、⑪コバルト色の午後

以前も書きましたが、いい唄、特に上質なラブソング(集)というのは、エバーグリーンというか古さや時代を感じさせつつも何かそれらの制約を越えて訴えかけてくるものがあります。

元気のいい歌もきゃぴきゃぴの歌もいいけど、やはり何か蔭を感じるような、しっとりとした唄をたまに聴きたくなるのはどうしてなのでしょうか。

このアルバムでは、特にこの曲をということは最小限に。もうアルバム全体を聴いてくださいというしかないです^^?

④「君のすべてが悲しい」

「目覚める前に見てた夢は/きっときっといつかかなう/確か君は腕の中で/あの日そう言ってた/・・・

君だけがいない朝/君だけがいない部屋/ゆっくりうすれてく/痛みをなぞっても

Lonely Eyes /今は君の瞳/うまく思い出せない/Lonely Eyes /やがて消えてしまう/君のすべてが悲しいね ・・・

どうして人はいつも/どうしていつも/一番好きな人と別れるのだろう・・・」

⑥「星空のアリーナ」

「涙おちて眠れぬ夜/このチケット君にあげよう/夢の中で待っているよ/君のための指定席さ/ そっとまぶた とじてごらんよ/やがて素敵な予感あふれだす/スティックのカウントが/その胸に響いたら/星空のアリーナで/始めよう この恋を」

⑧「季節を越えて」

「傷つけていたね /すれ違う心 互いに知らず/眩しすぎるから/君の涙さえ 見えずにいたよ

My sweetheart 愛の行方 見失っていた /My sweetheart いつも 隣にいたのに ・・・

泣かないで ひとりだけ この道は /輝いてどこまでも 続いている /信じあう心なら 寄り添って/ ふたり歩いてゆける 季節を越えて ・・・」

今には今の歌があるのは当然なのですが、なにか80年代や90年代の歌に依然として、心惹かれてしまうのはどうしてなのでしょうか。やっぱりそれはくさいというか濃ゆーい歌詞のせいなのではないのでしょうか。

こんなテレビや映画のドラマのような話があるわけないよと思いつつも、頭の片隅で本当にあることをひそかに願っている。願わくば自分の身の上にもあってほしいと。

そういう普通の人たちの渇望を言葉とメロディーで観て聴けるものにしてくれる。そんなミュージシャンたちは、いつになってもなくならないでしょうし、絶対にいなくなってほしくないと切に願います。

なお、スターダスト・レビューは、『LOVE SONGS』を以前に取り上げましたので、よろしければ、こちらもご覧ください。ではでは^^?

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2007/05/love_songs_daca.html

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2009年2月14日 (土)

佐野元春 『Cafe Bohemia(カフェ・ボヘミア)』

久しぶりに、「泣ける唄が聴きたい!」をアップします。

やはりアルバムに季節はつきものということで、「冬物語」なアルバムを一枚。

09021400 佐野元春 

『Cafe Bohemia(カフェ・ボヘミア)』

EPIC/SONY 32-8H-100

1987年2月発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★★★

一口コメント: 実は佐野元春の最高傑作アルバムと言ってもよいのではないでしょうか。非常に秀逸なコンセプトアルバムで捨て歌の全くない隙のない緻密な構成は、今でも十分通用するのではないでしょうか。

『カフェ・ボヘミア』 タイトルのごとく、ボヘミアのカフェ(喫茶店)のざわめきを、曲と曲の間に挟みこんで、元春節満載の佳曲がこれでもかと覆いかぶさってきます。確か中古でLPアルバムも持っていたと思いますが、このアルバムワークも非常に凝ったものであった記憶があります。

09021401 収録曲:

1.Cafe Bohemia (Introduction)、2.冒険者たち Wild Hearts、3.夏草の誘い Season in the Sun、4.カフェ・ボヘミアのテーマ Cafe Bohemia、5.奇妙な日々 Strange Days、6.月と専制君主 Sidewalk Talk、7.ヤングブラッズ Youngbloods、8.虹を追いかけて Chasing Rainvow、9.インディビジュアリスト Individualists、10.99ブルース 99 Blues、11.Cafe Bohemia (Interlude)、12.聖なる夜に口笛吹いて Christmas Time In Blue、13.Cafe Bohemia (Reprise)

ぜひ、アルバムとして味わっていただきたいのですが、収録曲の印象を一言で述べると、まずもって「元気の出る、力が湧いてくるカッコいい曲」が多いことがまずあげられると思います。

「2.冒険者たち」とか「5.奇妙な日々」そしてなにより「7.ヤングブラッズ」なんて、映画のロッキーのテーマではないですが、冬の澄んだ空気に吼えるといった趣きの元気・応援ソングだと思いますね。と思いきや、歌詞を読むとそうでもないみたい^^?順番は逆ですが、ちょっと歌詞を引用すると。

「奇妙な日々」

「誰もが愛を失い/街の風にさからえずに/いつもの夜が過ぎていく/「さよなら」を言い出しかねて/ムダな言葉が費やされて/いつもの夜が過ぎてゆく/悲しいけれど/僕にはわからない/今、君の目の前で/何かが変わりはじめている/奇妙な時代、奇妙な日々/あの光の向こうにつきぬけたい/闇の向こうにつきぬけたい/この夜の向こうにつきぬけたい/ (後略)」

「冒険者たち」

「土曜の午後/仕事で車を走らせていた/ラジオに流れるR&B/昔よく口ずさんだメロディー/友達は今、いろんな想い/すべてを伝えきれないまま/冬のある日/夜明け近く/恋人のもとを離れた/誰かがどこかで眠れぬ夜明けを見つめている/誰もが心に見知らぬ夜明けを抱えている/ (後略)」

なにげに聞き流していたけど、結構、詞の世界が深い^^?

そして、アラフォーの人には懐かしい、「ヤングブラッズ」 ‘若き血潮’とでも訳すのでしょうか。実はこの曲、国連の国際青年年のNHKのテーマ曲で、ちょうど冬のこの時期に何度となくCMで流れていた曲なのでした。

「ヤングブラッズ」

「静かな冬のブルースに眠る/この街のニューイヤーズデイ/大地に果てしなく降るモーニングライト/いつの頃か忘れかけていた/荒ぶる胸の想い/アクセルためてルーズな空見上げる/鋼鉄のようなWisdom/輝き続けるFreedom/願いを込めて/ここに分けあいたい/Let's stay together/Let's stay together/

冷たい夜にさよなら/その乾いた心/窓辺に横たえて/ひとりだけの夜にさよなら/木枯らしの時も/月に凍える時も/偽りに沈むこの世界で/君だけを/固く 抱きしめていたい/ (後略)」

なにか最近、このようなストレートな唄ってほとんど聴かないような気もする。いや、あるに違いない。でも、なんとなく白けているよな。と思うと、この次の曲は、こう来た。

「虹を追いかけて」

「人は誰でも/時がたつにつれて/追いかけていた夢を/失いそうになる/冬の空に浮かぶ/月の明かりの下で/君のことだけを/胸にえがいてみる/果てしない夜は続いてゆく/ I miss you/闇の窓を/くぐりぬけて/おとずれる/君は冬のAngel/静かな冬のAngel/ここにいさせてほしい/静かな冬のAngel/ (後略) 」

最後に、「聖なる夜に口笛吹いて」。これまた元春流のクリスマスソング。多分。ジョンレノンのクリスマスソングを意識しているのだろうなあ。彼のアメリカはニューヨークでの滞在経験も多分に反映されているのでしょう。

冬なのに熱い。醒めているようで内に秘めた熱い想い。そんな彼の青春を反映した一枚と申しましょうか。この微妙な吾彼の距離感のとり方がなんともいえません。

ともあれ最初から最後まで、なにかもが冬づくしのアルバムなのでした。

P.S.

そうそう、抜群のアンサンブルやバンドセッションを添えている彼のバックバンド、「THE HEARTLAND」の活躍というか存在感の大きさも忘れてはなりません。このことは、[Cafe Bohemia MOTOHARU SANO WITH A Young Soul Ensemble THE HEARTLANDとしっかりアルバムタイトルにクレジットされていることからも明らかです。蛇足ながら^^?

ではでは^^?

佐野元春 『SOMEDAY(サムデイ)』についても以前、記事を書いていました。こちらにもぜひお立ち寄りください。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/05/someday_617f.html

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2009年1月 2日 (金)

松任谷由美 『REINCARNATION(リ・インカネーション)』 (ユーミン論 その1)

ここ愛知県では穏やかな日々が続いております。新年2日目のしばやんです^^?

今年、最初のレヴューはこちらの大御所の一枚から。

08122403_2 松任谷由美 

『REINCARNATION(リ・インカネーション)』 

東芝EMI TOCT-10647 

オリジナル 1983年2月21日発売 (1999年2月リマスタリング)

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度:

★★★★★

一口コメント:

‘永遠の隣のお姉さん’は実は宇宙人かもしれない?という話です。

なぜ今まで「泣ける唄が聴きたい!」でユーミンこと松任谷由美という大御所というかカリスマを取り上げなかったのか。実は、このアルバムのCDの入手が昨年(2008年)の12月24日までずれ込んでしまっていたからなのです^^?

1983年といえば、もう25年も前の話ですが当時中学生になりたてのしばやんは、2学年年上の姉のカセットテープで、このアルバムをリアルタイムで聞いていました。

どの曲も印象深いのですが、今、改めて聴きなおして、このアルバムとしての完成度にど胆を抜かれました。

四半世紀も前のものとは到底思えないジャケットワークと楽曲の完成度の高さ、特にトータルアルバムとしての完成度は、ユーミン屈指のものなのではないでしょうか^^?

08122404

収録曲:

A面: 1.REINCARNATION、2.オールマイティー、3.NIGHT WALKER、4.空色の誘惑、5.川景色、

B面: 6.ESPER、7.心のまま、8.ずっとそばに、9.ハートはもうつぶやかない、10.経(ふ)る時

当然のことながらCD発売直後の時代なのでLPレコードとしてアルバムが構成されていますが、A面、B面ともこの曲の並びや展開は、もう完璧というか捨て曲がなく、非常に綿密に計算されて組まれた「組曲」であることに気づかされます。

いろいろ名曲ぞろいですが、一言いうとすれば、ただ「聞け」としかいうことができません^^?

と言い切ってしまってはそっけないので、曲目とは直接関係ありませんが、二つばかりのエピソードを^^?

A面の2曲目で、「オールマイティー」という曲があります。この「オールマイティー」という言葉自体が(このアルバムによって)当時はやったものなのか記憶が定かではないのですが、中学生の1年か2年生のとき、とある昼下がりもしくは夕方の教室で、社会科の清水先生という男性の方がおられまして、そのとき、なぜか先生と私しか教室に残っていなかったのですが、唐突に、「柴田君はオールマイディーかね?」と質問されました。

実は当時、俗にいう「勉強ではそこそこ」だったのですが、体育と音楽については絶対に3以上取れなかった私としては、とても「オールマイティー」とはいえないし、しかも団体球技ができないというハンディというかコンプレックスがあった(今でもありますが)私は、とても人からそんなことを言われるとは思いもよりませんでした。当時先生は、体操部の顧問もされていて、長身でハンサムで運動もできて、ちょっとミドルが入っていましたけど、温和でカッコいい先生でした。

私がなんとお答えしたのか残念ながら覚えておりませんが、その時に先生が言われた言葉が今でも非常に心に残っています。

曰く、「人間は自分で(できないという限界(上限)の)壁(天井)を作ってしまう。本来は天井なんてないはずなのに(可能性があるのに)」といったような主旨の言葉でした。

他人や外部条件が、ある人の可能性や才能を規定するのではなく、本人自身が、これが自分の限界だと、自分で天井(できないという壁)をつくってしまう。

正確な言葉は覚えておりませんが、このようなことを、自分の可能性を自分で閉ざしてしまうなというようなことがいいたかったのではないかと思い出します。

直接、このアルバムと関係があるわけではないのですが、なぜか折節に、あのけだるい中学校の教室にただ二人、先生が机の間でL字懸垂をしながらお話されことがセピア色の光景として、フラッシュバックいたします。

「自分で自分を見切らない、自分で自分自身の壁(天井)を決めてしまわない」

今思うと、非常に貴重な教えだったと思いますね。前回の、アンジェラさんの「自分を信じる」というところになにか通じるところがあるような気がしますね^^?

さて、二つ目の話題としては、1998年当時、ユーミンの松任谷由美時代の1978年にリリースされた『紅雀』から20周年記念ということで、オリジナルアルバム(その1999年時点で25枚)のうち、『紅雀』(1978年)から『LOVE WARS』(1989年)までの全17タイトルがリマスタリング再発売されました。

その時に、本来先に言うべきことですが、1998年11月6日に、『NEUE MUSIK(ノイエ・ムジーク)』というCD2枚組みのベストアルバムが編まれました。

実は、この『ノイエ・ムジーク』では、この『リ・インカネーション』のアルバムの曲は、1曲も収録されていません。

確かに、当時でさえ、25枚のオリジナルアルバム、200曲以上から30曲を選ぶのは、それだけでも大変なのですが、アルバムとしては、『紅雀』(1978年)、『時のないホテル』(1980年)、『水の中のアジアへ』(1981年)、『リ・インカネーション』(1983年)、『アラーム アラモード』(1986年)、『天国のドア』(1990年)、『DAWN PURPLE』(1991年)、『TEARS AND REASONS』(1992年)の計7枚(『水の~』はミニアルバム)から一曲も選曲されていないことは、やはりそれなりの理由があると考えるのは当然だと思います。

ユーミンファンでも、全てのアルバムを聞いているわけでもないので、偉そうなことはいえないのですが、たぶん、この『リ・インカネーション』については、あえてアルバムとして聴いてほしくてベストに入れなかったのだと、私は勝手に解釈しています。

つまり曲をアルバムから「切り売りしたくない」というユーミン自身の意図があるのではないかと^^?

ともあれ、常に時代の半歩先を歩き続ける、またトレンドを作り出す仕掛けてのこの女性シンガーソングライターと、その脇を固めるプロジューサーであり夫君でもある松任谷正隆やバックミュージシャンの一陣は、J-POPsを語るにあたって決してはずすことのできない一大勢力であるということができましょう。

ではでは^^?

(続き(その2)もあるよ^^?)

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2008年12月31日 (水)

アンジェラ・アキ 『手紙~拝啓 十五の君へ~』 2008年最後を締めくくる歌です^^?

2008年の歳の瀬も押している今、みなさま何をされていますでしょうか。

恒例の紅白歌合戦(意外としばやんの実家は保守的)を途中で抜け出して今年、最後の記事を書いています。

さて、今年最後の「泣ける唄が聴きたい!」でのご紹介は、アンジェラ・アキさんのこの曲です^^?

08123100_2 アンジェラ・アキ

『手紙~拝啓十五の君へ~』

EPIC RECORDS ESCL3120

2008年9月

お薦め度: ★★★☆☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: -

その年に一番心に残った唄というものが、大体なんだかんだであるものなのですが、今年のしばやんのツボに嵌ったのはこの唄でした。

NHK全国学校音楽コンクール“中学生の部”課題曲 もしくはNHKみんなのうた(2008年8-9月のうた)ということで、いろいろラジオやなんかで9月、10月頃にちょくちょく耳にされた曲だと思いますが、実は12月27日にようやくCDシングルを購入しました。

でも歌詞をみると、本当に、え~そんな曲だったの?という曲でもありました。

アンジェラさんのライナーノーツをそのまま引用させていただくと、

「~前略~ 私が10代の時に実際に書いた30歳の自分に宛てた手紙、つまり「未来の自分への手紙」から生まれました。この曲の主人公は「15歳の僕」と「大人になった僕」。

~中略~ 時を超えて、自分と自分がつながり、励ましあうという瞬間をつくりたかったのです。

「今の自分、そして未来の自分、すべてを信じ続けて生きていくことによって、きっと幸せはつかめる。」というメッセージを歌に込めました。今を懸命に生きている10代の人たち、そしてその時代を経験し乗り越えてきたすべての人たちに、この曲を届けたいと思っています。

2008年秋 アンジェラ・アキ」

ではこの曲の歌詞を具体的に、以下、ご紹介していきましょう。

「拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう

十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです。

今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は 誰の言葉を信じて歩いてゆけばいいの?

ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて 苦しい中で今を生きている」

という15歳の自分からの告白に、大人となった自分が答えます。

「荒れた青春の海は厳しいけど

明日の岸辺へと 夢の舟よ進め

今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は

自分の声を信じ歩けばいいの

大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど

苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて

Keep on believing

~ 中略 ~

いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど

笑顔を見せて 今を生きていこう」

やはり、最後の2行に泣けました^^?

いつの時代も 悲しみ(これをいやなことの思いつく‘全て’に置き換えてもいいと思いますが)を‘避けては通れない’ これが人間の業というのか、どうしようもないですね。自分で望もうが望まなくてもいやなことがありますから。大概は、そのいやなことは自分が不注意にも無意識にも自分で引き寄せてしまったものですが、ともかくどうしようもない時って、確かにあります。

結局、「自分の声を信じて」「今を生きていく」しかない。

ひとつの真理をついた名曲といえましょう。

ともかくわたしは転職して1ヶ月目の倉庫の荷物卸の作業をしながら店内に流れるFMラジオでこの曲を聞きました。

なんで俺はこんなところで全く違った仕事をしているのだろう、という思いがないわけでもありませんでしたが、自分の人生、自分で切り開いていくしかありません。

そのときは歌詞の意味や、歌詞の言葉まで全く気が回りませんでしたが、確かに私はこの曲に癒されました。

ということで、2008年も、もうお別れです。

しばやんの生活も非常に激変でしたが、ともあれ皆様のおかげさまで無事、新年を迎えられそうです。全ての人々に感謝。

そして新しい年に向けて、‘今’を生きていく決意をあらたにして、今年のブログを締めくくりたいと思います。

1年間、ご購読ありがとうございました。

来年も、よろしくお願いいたします。

ではでは^^?

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2008年12月13日 (土)

ジ・アルフィー(The ALFEE) 『ザ・ルネッサンス(THE RENAISSANCE)』

すべてはアルフィーが教えてくれた、というのは極論かもですが正直、高校生時代にアル中(アルフィーの熱狂的なファンを‘アル’中と人は呼びました。今はわかりませんが。)の友達に逢わなければ、しばやんの音楽遍歴もどうなったことやらというか、音楽とそれほど縁のない生活を送っていたかもしれません^^?

その中でもまず紹介したいのが、少し時代がかっていますが、1984年8月に発表のこのアルバムです。

08121300_2 ジ・アルフィー(The ALFEE) 

『ザ・ルネッサンス(THE RENAISSANCE)』

CANYON RECORDS Inc. D35A0036

1984年8月発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★★☆

一口コメント:

ジャパニーズプログレッシブロックを考えるときにはずしてはいけない一枚。高見沢俊彦、坂崎幸之助、桜井勝の3名からなる「アルフィー(今はジ・アルフィー)」は1980年代のJ-POPsの音楽シーンを語るのに欠かせない大御所のひとつであると思います。

今でこそ、坂崎さんが、J-POPs講座の先生みたいなかたちで日本のフォークシンガーやJ-POPsのミュージシャンたちと歓談していますが、アルフィーは、1970年代から活動を始めた非常に音楽的に幅の広いミュージックユニットです。フォーク全盛時代に発表された「さんじゅうし」などは、初期のアコースティックアルフィーの傑作で、非常に美しいハーモニーを聞かせてくれます。

知る人ぞ知るというか、アルフィー好きでは常識ですが、洋楽のエッセンス、「ビートルズ」から「サイモンとガーファンクル」はもちろんのこと、時代時代の中で、常に最先端の‘とがった’音楽をいち早く吸収・消化して日本語の作詞・作曲につなげました。作詞・作曲は高見沢さんのクレジットが多いですが、坂崎さん、そして桜井さんの三人でアルフィーというのもよく知られた話です。音楽好きの坂崎さんのスパイスの加減がまたいい具合に隠し味になっているとも言われています。

なぜ、あまたあるアルフィーのアルバムでこの「ザ・ルネサンス」が最初にくるのか。それを説明する前に曲目を紹介しましょう。

08121301 収録曲:

A面: 1.孤独の美学、2.愛の鼓動、3.真夜中を突っ走れ!、4.二人のSEASON、5.星空のディスタンス

B面: 6.GATE OF HEAVEN、7.鋼鉄の巨人、8.NOBODY KNOWS ME、9.STARSHIP-光を求めて-、10.永遠の詩

(左はジャケットの裏表紙です。誰がヌードの女性なのかも当時、物議をかもし出しました^^?)

アルフィーがブレイクするきっかけになった「星空のディスタンス」や売れ筋の(実際に売れた)「STARSHIP-光を求めて-」というヒット曲が収録されていることよりも、読者の方には、B面の「6.GATE OF HEAVEN」~「鋼鉄の巨人」~「NOBODY KNOWS ME」と続くメドレーと、最後の「永遠の詩」に着目してほしいと思います。

なにがすごいのか。以前、佐野元春の「SOMEDAY」の紹介でも書きましたが、当時アメリカのフィルスペクターというプロジューサーの「サウンドオブウォール」とかイギリスのプログレッシブ・ロック全盛の80年代の初頭の、J-POPsからの回答のひとつが、佐野元春の「Rock & Roll Night」~「サンチャイルドは僕の友達」であり、この「ザ・ルネサンス」のB面だと思うのです。

↓ 佐野元春『SOMEDAY』の記事はこちらを参照ください。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/05/someday_617f.html

実はアルフィーのB面は、プログレ以前のザ・ビートルズへのオマージュかもしれない。「ホワイトアルバム」のC面に感じが似ているかも^^?

ということで、曲目の解説にはあえて踏み込みません。なかなか新譜で購入することは難しいかもしれませんが、中古CDで見つけたらぜひアルフィーの中期の傑作であるこのアルバムを味わってみてください。いろいろな冒険というかチャレンジがあって、永く楽しめること請け合いです。

P.S.

思えば、アルフィーは、「アルバム」を楽しむことを具体的に教えてくれました。好きなアーティストは全曲制覇を試みるのですが、今までその対象として考えられるのは洋楽では「ザ・ビートルズ」、「サイモンとガーファンクル」、J-POPsでは、「サザンオールスターズ」、「アリス」、「ミスターチルドレン」、「槇原敬之」、「オフコース」、「スピッツ」ぐらいでしょうか。「アルフィー」は実は社会人になる頃(1990年初頭)に卒業してしまいましたが、やはり抜群のメロディーメーカーであったと思います。

蛇足ですが、アルフィーはB面の最後の曲が、いうところの佳曲が多く、非常に練られたアルバムだなといつも感心しています。ずばり、泣ける唄が多いです。

ではでは^^?

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2008年11月28日 (金)

永井真理子 『やさしくなりたい~ バラードセレクション』

かなり渋い選曲ですが、実力派女性シンガーの永井真理子を紹介します^^?

08112801 永井真理子

『やさしくなりたい ~ バラードセレクション』

ファンハウス FHCF-1179

1992年2月発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★★☆

一口コメント:

1980年代の後半から1990年代に活躍した方ですが、実は隠れた実力派というか知る人ぞ知る本格派です。実は当時はあまり知らなくて(なぜか大学の後輩(男の子)が好きだったという話題は覚えている)会社に入ってから1990年代の半ばに初めて聴いたのですが、どうしてなかなか聴き応えのある佳曲ぞろいです。

巷では「ミラクルガール」みたいな、元気一本の曲が売れたみたいですが、このバラードベスト盤の曲は、どれをとっても深い歌詞内容をもった名曲ぞろいです。私も一時、2、3枚とアルバムを所有しましたが、今は、この1枚だけを時折、聴きなおしています。正直、かなり癒されますわ^^!

08112802 収録曲:

1.泣きたい日もある、2.ZUTTO、3.やさしくなりたい、4.Keep On "Keeping On"、5.今、君が涙を見せた、6.黄昏のストレイシープ、7.瞳・元気、8.あなたを見てると、9.ありがとうを言わせて、10.Mariko、11.Change、12.さよならの翼

のっけから「泣きたい日もある」、「ZUTTO」、「Keep On “Keeping On”」などと名曲が続きますが、しばやんの一押しのお薦めは、ずばり「今、君が涙を見せた」でしょうか^^?

しばやんは、かなりJ-POPsが好きなのですが、その理由の大きなひとつが歌詞の世界に魅力があるということだと思います。「言葉とメロディー」と何度もいろいろなところで言っていますが、やはり言葉の世界、歌詞世界に引き込まれるといいましょうか、日本語だと他の地域の音楽、たとえば洋楽を聴くよりもはるかに鮮明に歌の世界の情景が目に浮かぶのです。

また日本の音楽CDは、ほぼ例外なく音がいいです。このアルバムには該当しませんが、このことはアイドル歌謡の世界もしかりで、特に1980年代の女性アイドル歌手のレコードを侮るなかれ、作詞家、作曲家、ミュージシャン、アレンジャーなどスタッフが、かなり音楽的にも凝ったアルバム作りをしているいうことがいえます。

「ZUTTO」もかなりアレンジが凝っていますよ。

「ほどけた靴ひも そのままでいたい夜 / Heartの字幕 孤独(ひとり)にしといてなの

あなたはそれをわかってくれる / たった一人の人 

知らんふりして明日のことを話している

ずっとずっとねェ こんな風にしてね

ずっとずっとねェ 生まれる前からね

Zutto... 

後略 」 

実は、全曲を通じて、エコーのようにバックコーラスが入っています。このようなアレンジャーの音の遊びは結構、他のミュージシャンでも聞くことができるので、J-POPsこそ、よりよいオーディオ(ステレオ装置)で聴こうと力説したい気分です^^?

さてお薦めの「今、君が涙を見せた(1990年)」ですが、歌詞の世界がこれまた深いです。

「初めて君(が) 涙をみせた / 無理した微笑みの隙間から

こぼれ落ちた君の Broken Heart / そんなに大切な女性だったの

心はただもつれてゆく

立ちつくすだけで見つめるほかに / 何もできなくて 

“君を誰よりも好き” / 胸の奥で繰り返し

今日はもう帰るからと / 壁にもたれてつぶやいた

時間が二人には 今欲しいやさしさね

すぐに会いに来るから

永い夜を越えたら 

~ 中略 ~ 

傷つく事だけ恐れて愛に / 背中向けたけど

ドアの向こう側から / “ありがとう”って言わないで

何も壊せないだけの / 弱い素顔に戻るから

その君の苦しみ救いたいけど今は

言葉にすると嘘に / なりそうで近づけない 」  「今、君が涙を見せた(1990年)」

片想いの女の子の独白、さてこの後、二人の関係はどう変わっていくのでしょうか。

しかしながら、今の時点では、もう泣くしかないっす。最後の決めゼリフ、

「その君の苦しみ救いたいけど今は / 言葉にすると嘘に / なりそうで近づけない」

非常なリアリティを感じます。男も女もつらいところですよね。

ではでは^^?

P.S.

このアルバムはベストモノではありますが、シングル曲や未発表曲を取り混ぜたり、かなり凝ったつくりの企画アルバムです。ヒット曲の寄せ集めではないという意味で、最初から最後まで‘アルバムとして楽しめる’ベストモノだと思います。

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