カテゴリー「JAZZ」の6件の記事

2008年5月20日 (火)

マイケル・ブーブレ(michel buble) 『イッツ・タイム(it's time)』

イケメンで甘いフェイス、でもアダルトで実力派シンガーの唄を聴きたいと思ったら・・・。

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マイケル・ブーブレ(michel buble)

 『イッツ・タイム(it's time)』

143 records/reprise 48946-2

(日本でのレーベルの扱いはちょっとわかりません。ごめんなさい^^?)

2005年発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★☆☆

一口コメント:

ちょっとだけ古い録音(2005年)ですが、実は最近コンピレーション(オムニバス)アルバムで「ホーム(home)」という曲を聴いて、なんかしばやんのツボにはまりました^^?

実は若手の(ジャズ?)ボーカリストとして結構有名で、ここフィリピンでも2年ぐらい前にツアーに来ていて、いろいろ話題になっていたのですが、アルバムを買おうと思ったのは、この「ホーム」を聴いてからです。

「ホーム(home)

Another summer day / Has come and gone away / In Paris and Rome / But I wanna go home

Maybe surrounded by / A million people I / Still feel all alone / I just wanna go home / Oh, I miss you. you know」

でも、望郷というか家族というか彼女を想っての歌って本当に泣ける唄が多いですよね。

すぐにサイモンとガーファンクルの「早く家に帰りたい(Homeward Bound)」(1965年)を思い出してしまいました^^?

このS&Gの曲も、ポール・サイモンが「イギリス時代、旅先からロンドンで待つ恋人キャシーのもと早く帰りたいという気持ちを素直に歌い、ロードに明け暮れるミュージシャンの恋愛を歌う代表となった」(『Simon and Garfunkel Collected Works』の日本語歌詞カードより引用)そうで、このマイケルの曲も以下、続きます。

And I've been keeping all the letters that I wrote to you / Each one a line or two / " I'm fine baby, how are you? "/ Well I would send them but I know that it's just not enough / My wards were cold and flat / And you deserve more than that

なんかこの彼の気持ち(結局、手紙は悩んだ挙句、彼女に出していない!)正直、泣けますねえ。

Another aeroplane / Another sunny place / I'm lucky I know / But I wanna go home / Mmmm, I've got to go home

Let me go home / I'm just too far from where you are / I wanna come home 」

結局、全曲引用してしまった^^? 著作権上はまずいのでしょうねえ。まあ、指摘されたらカットします。

以前も「案山子ソング」という記事を書きましたが、しばやんはどうもこのような歌に弱いみたいです。

「『案山子』ソング あれこれ」  2007年3月 9日 (金)

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2007/03/post_4302.html

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収録曲: 1.feeling good、2.a foggy day (in Londan town)、3.you don't know me、4.quando, quando, quando  Duet with Nelly Furtado、5.home、6.can't buy me love、7.the more I see you、8.save the last dance for me、9.try a little tenderness、10.how sweet it is、11.song for you Futuring Chris Botti、12.I've got you under my skin、13.you and I

6は、ビートルズの曲、8は「王様と私」の中の曲、11もカーペンターズの名曲ですね。まあスタンダードからいろいろバラエティにとんだアダルト(大人)の歌を豪華なビッグバンドをバックにじっくり聴かせてくれます。

あと、おまけですが、このツアーのDVD+CDも出ていますので、ご参考まで。

08051901 マイケル・ブーブレ(michel buble)

 『コート・イン・ザ・アクト(caught in the act』

143 records/reprise 49444-2

2005年発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度:

★★★★☆

一口コメント: ライブのCD+DVDの豪華?セットですが、CDを聴くと言うよりDVDとして映像を楽しむことをお薦めします。

08051902 どう考えても、イケメンとは縁がないであろうしばやんですが、やっぱりカッコいい人をみると、せめて身だしなみだけでもまねしてみたいと思います。

やっぱり男にもセクシーさは、きっと必要なのでしょうね。

人は第一印象で(ほぼ)全てが決まるいう話もあるようなので、セクシーは無理でも、せめてダンディーなアダルトなNEWしばやんを演出すべく少しは努力しないといけないですね。きっと^^?

ではでは^^?

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2008年5月10日 (土)

ケニーG(KENNY G) 『ブレスレス(BREATHLESS)』

格好いいサックスの泣ける‘唄’が聴きたい人に^^?

08050900 ケニーG(KENNY G)

 『ブレスレス(BREATHLESS)』

ARISTA/BMG 07822-18646-2

1992年発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度:

★★★☆☆

一口コメント:

しばやんがジャズを語るときっとえーという声が聞こえそうですが、正直いいまして、まだジャズは初心者です^^?でも、そもそも「ケニーG」って、ジャズなのって気がしませんか? ニューウェーブというかAOM(Adult Oriented Music)とかフュージョンっていえるのかも知れない。ちょっと、わたしもよくわかりません。

ところで、ケニーGの名前を聞いたのは確か2000数年のことで、間違いなく2004年4月にフィリピンに赴任する前の日本で、歌って踊れるコンサルタントの仲間(他社の大先輩)がアルトサックス吹くねんという話で、ケニーGの話題となったのですが、結局、ケニーGの曲を聴いたのは、2006年3月のことでした。

マニラのモールにあったスピーカーで有名なボーズ(BOSE)のショールームで、ノイズキャンセルヘッドホンの試聴盤として置いてあったのが、このアルバムでした。一曲目のイントロがかっこいいじゃん、ということでCDの名前を聞いたら、ケニーGだったという次第。

いくらいいよいいよと聞いていても、自分がまったく聞いたことのないアーティストのアルバムをいきなり買うというのはかなり勇気がいることですよね。彼がよいという話は前から聞いていましたので、このアルバムのCDを数曲試聴させてもらって、まよわずこのアルバムを購入しました^^?

08050901_2 収録曲:

1. The Joy of Life, 2. Forever in Love, 3. In The Rain, 4. Sentimental, 5. By The Time This Night Is Over (with Peabo Bryson), 6. End of The Night, 7. Alone, 8. Morning, 9. Even If My Heart Would Break (with Aaron Neville), 10. G-Bop, 11. Sister Rose, 12. A Year Ago, 13. Homeland, 14. Jasmine Flower (not on the U.S. Album), 15. The Wedding Song

でも、まあ最初の曲(The Joy Of Life)のつかみの箇所からかっこいいですよね。このアルバムは比較的、ケニーG作曲の曲が多く、ソプラノ、アルト、テナーサックスと吹き分けていますが、どの曲も、一言でいえば唄心があります。

ジャズ界には、ウィントン・マルサリス(トランペット)やキースジャレント(ピアノ)など、ジャズに留まらずクラシック界やポップス界にまたがって活躍する人も多いのですが、ケニーGも、スタンダードナンバーからポップスまで幅広い音楽レパートリーのアルバムを発表しているようです。

そういえば、チェリストの若き?巨匠のヨーヨーマも、クラシックの枠を超えて活躍していますし、日本の若いクラシックや邦楽界のミュージシャンも、そのもともとの出自の分野に関わらず活動の幅を広げていますので、今は、あまりジャンルをうるさくいう時代ではないのかもしれませんね。

たとえば、雅楽師の東儀秀樹さんとか津軽三味線の吉田兄弟とか。・・・でも彼らは自分の楽器を持って違うジャンルに挑戦しているので、同じ楽器でジャンルを越えているわけではないか。

まあ、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんは、前者と同じカテゴリーでがんばっている方ということでいいですかね。ところで、最初、‘はかせ’と読むとは夢にも思いませんでした。でももともと、クライズラー・アンド・カンパニー(KRYZLER & KLMPANY)をやっていた人ですよね。クライズラーは知っていましたが^^?

ともあれ、そのジャンルや楽器としての伝統を大切にしつつも、自分の詩や唄を作り出そうとする、自分の‘言葉’をもとうとする人たちを私は尊敬します。

このトピックでは、歌心のあるアーティストをジャンルにこだわらず、広く紹介していきたいと思います。

ではでは^^?

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2008年3月 9日 (日)

アートペッパー 『ミーツ・ザ・リズムセッション』

しばやん@サンデー@ホームです^^?久しぶりに完全休日な日曜日のCDアルバムは。そうだ、ジャズを聴こう^^!

Art_pepper_meets

Art Pepper 『Art Pepper meets The Rhythm Section』 1957年 

Art Pepper, alto sax; Red Garland, piano; Paul Chambers, bass; Philly Joe Jones, drums.

Red Garland appears by arrangement with Prestige Records, Inc.

お薦め度: ★★★★☆、 

泣ける度: ★★★★☆、

アルバムとしての完成度: ★★★☆☆

一口コメント: 稀代のジャズサックス奏者 アートペッパーが、巨匠マイルス・デイビスのリズムセッション(The Rhythm Section)とコラボったライブ感溢れる名盤。1957年1月19日のスタジオ録音なのですが、まったく50年以上も前の録音であることを感じさせない鮮度の高いアルバムです。

実は、お茶の水にあるオーディオ・ユニオンの地階のアクセサリーコーナーのカリスマ店員さんが試聴用に使っていて、じわじわとそのリファレンスディスクとしての知名度が高まったといういわくつきの1枚ですが、オーディオ・チェック用のディスク(CD)としても有名です^^?

でもオーディオチェックとして使えないこともないですが、躍動感溢れるリズムセッションと、アートペッパーの唄心に満ちた‘泣ける’サックスの掛け合いは、本当に最初から最後まで一気に聴かせてくれます。

Art_pepper_back

曲名は、左の背表紙をクイック。

どれもいいですが、とりあえず最初の曲、「You'd be so Nice to Come Home To」は泣けますね^^?

この曲は左チャンネルがサックス、右がリズム・セッションなのでチャンネル・セパレーションのよさや、つやのあるセクシーなアルト・サックスの、‘キラキラ’かつ‘いぶし銀’のような音色をいかに再現するかでオーディオセットの素性がわかってしまうという非常に有名なオーディオチェック曲でもあります。

ところで、このアルバムは、たくさんの高音質盤が作られ、今でも複数販売されています。私の持っているバージョンは、真空管で再生してCDにリマスターしたというAnalogue Productions 社の24Karat Gold Limited Editionという輸入盤です。背表紙には、Mastering: Doug Sax at the Mastering Lob with tube electronics from the original master tapesと、ご丁寧に書いてあります。

CDは、結構経年変化しないので、同じタイトルを何枚も買うことはまずありません。気に入ったアルバムは、複数選択肢がある場合、ちょっとぐらい値段が高くても高音質盤とか紙ジャケット盤とかちょっと一ひねりあるバージョンを購入したほうが、のちのちまで、かなり満足度が違います。ご参考まで^^?

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2007年6月 2日 (土)

ビル・エヴァンス・トリオ 『ワルツ・フォー・デビィ』

もう定盤中の定盤といってもよいのですが、ジャズ・ピアノの名曲、ビル・エヴァンス・トリオの『ワルツ・フォー・デビィ』です。

Walts_for_debby BILL EVANS TRIO 『Walts for Debby』

お薦め度: ★★★★☆、 泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★☆☆

1961年6月25日 NYCヴィレッジ・ヴァンガードにてライブ録音、ビル・エヴァンス(p)、スコット・ラファロ(b)、ポール・モチアン(ds)

ビクター VICJ-60008 (通常盤)1997年、VICJ-61060 (XR-CD盤)2003年

どうもスペックに弱いしばやんは、結局CDだけで通常盤(20bits KZ HQ CD)と、また別の高音質録音盤(紙ジャケット)と、最後(だと思いたい)にでたXR-CD盤(紙ジャケット)の3枚を買ってしまったのでした。

ちょっとわき道から入りましたが、このアルバムはそれほど凄いというか愛着のわく1枚であります。大体、ジャケットがこじゃれているというかカッコいい。以前も書きましたが、いいアルバムはジャケットのアートワークからして凝っています。

さて、このアルバムは、ジャズ・ピアノの貴公子というかダンディズムで知られるビル・エヴァンスのNYCヴィレッジ・ヴァンガードでの伝説のライブ盤。同日に録音された『サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』とこの『ワルツ・フォー・デビィ』は両方とも名盤の誉が高いのですが、このライブからわずか11日後に、ベーシストのスコット・ラファロを自動車事故でなくしているということもまたこのアルバムに陰をそえているというか悲劇性を高めています。

SIDE1: 1.My Foolish Heart、2.Walts for Debby (take 2)、3. Detour Ahead (take 2)、

SIDE 2: 1. My Romance (take 1)、2. Some Other Time、3. Milestones、

CDのボーナストラック: Walts for Debby (take 1)、Detour Ahead (take 1)、My Romance (take 2)、Porgy (I love you, Porgy)* Additinal tracks not on original LP

曲目でいうとやはり1曲目、2曲目、4曲目、メロディの美しさに‘泣けます’。ピアノとベースのインタープレイがどうのこうのといわれていますが、素直にトリオとしてのかけあいを楽しんでいる、そんな光景が目に浮かびます。適度にドラムスのシンバルやスネアが何気に絡んでくるところなど、やはりトリオとしての完成度の高さが評価されるべきだと思います。

実は、私はクラシックの室内楽曲が好きなのですが、やはりトリオって最低限のユニットだと思います。クラシックのトリオって、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ジャズのトリオは、ピアノ、ベース、ドラムス。これ以上、足さない引かないという最低限のラインというか。

クラシックなら、ヴァイオリン・ソナタ(ヴァイオリン+ピアノ)とかチェロ・ソナタ(チェロ+ピアノ)というジャンルがありますが、ジャスでは、2つの楽器のみってちょっとさびしいし、ピアノ+ドラムだったら、ピアノソロだけでいいって感じですね。

ともあれ、SIDE 1ともSIDE 2とも駄曲がなく非常に密度が濃いのでジャズ初心者でも安心して楽しめるのではないでしょうか。

P.S.

以前も書きましたが、CD化に伴っていろいろおまけ(ボーナストラック)をつけるものもどうしたものかなあと思います。当初のアルバムが意図したところ、限られた時間(LPの録音時間)の中で、いかに情報密度を上げるかということで工夫したところまで、別テイクやらおまけをつけると、そのA面、B面のそれぞれに込めた思いが総じて薄く散漫なものになってしまっている気がします。特に名盤とされるものは、CDでも通常盤から高音質盤や紙ジャケット盤などいろいろ作られるよう(つまり売れるわけだ)ですが、高音質盤や紙ジャケット盤ほど、オリジナルだけの選曲にしてほしいと思います。

他のレーベルをみよ。いくら収録時間が短くてもオリジナルの配曲のままではないですか。A面とB面がつながってしまうのは仕方がないのですが。

あと通常盤とXR-CD盤の試聴比較。通常盤のほうが実は滑らかで聴きやすい気がします。XR-CD盤の方が情報量が多いようで、このライブでも演奏中の観客の声や咳音がXR-CD盤の方がリアルに聞こえるのですが、それって音楽を聴くという観点からはどうでもよいことです。

つまり、‘リアル’であることと‘よい演奏’ってことは全然関係なくて、オーディオファンもよく勘違いをしていますが、あのシステムでは聴けなかったこんな‘音’が聞こえたといいますが、我々は‘音楽’を聴いているのであって‘音’を聞いているのではありません。逆に繊細さや‘音’を聞くことに走りすぎると肝心の音楽の‘心’を聞き逃してしまうのではないかと思います。

ただし、前にも書きましたが、シンプルな生楽器のアンサンブル(ジャズトリオしかり室内楽しかり)を楽しむには、音が団子になってしまわない、つまり各楽器のメロディーラインがたどれるくらいのステレオとしての再現性の高さ、音離れのよさもほしいところです。当然、そうでなくても‘音楽’は楽しめるのですが、そのようなステレオ機器で聴くと、もう少し深く楽しめるといったところでしょうか。

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2007年4月15日 (日)

キース・ジャレット『ザ・ケルン・コンサート』

purunさんのコメントに誘われて、もう一枚キース・ジャレットの『ザ・ケルン・コンサート』について書いてみました。

Koln_front キース・ジャレット 『ザ・ケルン・コンサート』、ピアノソロ

1975年1月24日 ケルンにてライブ録音 ECM ポリドールPOCJ2524

お薦め度: ★★★★☆、 泣ける度 : ★★★★☆、 アルバムとしての完成度: ★★★★☆

実は、アルバムとしてのお薦め度は、『マイ・ソング」と較べて、断然こちらのほうが高いです。キース・ジャレットを知ったのは、10年ほど前にジャズを聞き始めて区立図書館で借りたコンピレーションCDの中にあった、『MY BACK PAGES』のピアノ演奏を聴いたのがきっかけでした。(この曲は『SOMEWHERE BEFORE』(1968年)というアルバムに納めされています。Charlie Haden (b)、Paul Motian (ds) 1968年の10月30日と31日のシェリーズ・マン・ホールのライブ録音で、ATLANTICレーベル、East West Japan 発売。

もと曲はボブ・デュランのフォークソングだそうですが、この一曲でなんというかキースの唄心に打たれました。(アルバムというよりこの曲はお薦めです。)

このケルン・コンサートは、キースの即興のソロ・コンサートアルバムの中でも屈指の作品だと言われております。purunさんへのコメントでも書きましたが、キース・ジャレットさんは、クラシックピアノのアルバムもあり、ジャズでもトリオ、カルテット、そしてソロ・コンサートと非常に幅が広いのも魅力のひとつですね。

Koln_back 背表紙: 1枚目 A面 ①ケルン、1975年1月24日、パートI、B面 ②ケルン、1975年1月24日 パートIIa、2枚目 A面 ③ケルン、1975年1月24日 パートIIb、 B面 ④ケルン、1975年1月24日 パートIIc (レコードでは2枚組)

とにかく全編、即興ライブとは思えない完成度の高さで、どこがとはいえませんが、変な例えですが、‘噛めば噛むほど味がでるガム’みたいなアルバムです。

あとこのようなアーティストをみているとクラシックとかジャズとか‘ジャンル分け’自体の無意味さを感じます。人間は平等だとよく言われますが、タレント(天賦の才能)という意味では、やはり人それぞれ違いがあり、また‘天才’というものがありうることは否定できません。スポーツや芸能の世界では、そのような個性がダイレクトにでてくるので、それがまた人間の可能性の素晴らしさを我々に教えてくれるような気がしています。

でも、‘天は二物を与えず’というもの真実みたいで、そこらへんが我々凡人の救いになっているのかもしれません。(これはキースさんのことではないですよ。一般論として)

↑とはいえ、キースさんは、即興のライブアルバムにはムラがありすぎる。これが弱点といえば弱点かもしれませんし、そもそも音楽、特にジャズ・ライブの一過性=ちょっとかっこよくいうと‘一期一会’の本質的な問題かもしれません。問題というか、その日、その時を共有するというライブの楽しさなのでしょうね。

ではでは^^?

P.S.

そういえば、6年前にこんな記事を書いていました。ぜひ、ご覧あれ^^?

「2001年あるいは、21世紀の始まりに想うこと (あたりまえの時代もしくは本物(ライブ)の時代の到来) 2001年1月28日http://homepage1.nifty.com/arukunakama/n00016.htm

4月20日 修整 : レコードが2枚組みであったことをとあるブログで知りました。いくらブランクがあって時間が余ってしまうからといって、2枚組みのレコードが1枚のCDに納めてしまうのは、ちょっと乱暴な気がします。LP時代のアルバムは、やはりA面、B面の区別を、当然、CDを前提としたアルバムは、そのままで。それぞれのフォーマットを尊重することって、実は非常に重要なことだと思うのですが、いかがなものでしょうか。

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2007年4月13日 (金)

キース・ジャレット 『マイ・ソング』

ここでは、多分、今の段階で一番好きな曲を紹介したいと思います。

Cci00003 キース・ジャレット・クァルテット 『マイ・ソング』

キースジャレット(p)、ヤン・ガルバレク(Ts,ss)、パレ・ダニエルソン(b)、ヤン・クリステンセン(ds)

1977年11月 オセロ、タレント・スタジオにて録音 UCCU-9020 (初回限定版)2002、USSU-5059 (通常版) 2003、ECM ユニバーサルミュージック

お薦め度: ★★★☆☆、 泣ける度: ★★★★☆、 アルバムとしての完成度: ★★☆☆☆

人気のジャズピアニスト、キース・ジャレットの1977年の作品。俗にいうヨーロピアンカルテットのアルバムです。ずばり、4曲目カントリー」という曲がちょーお気に入りです。たぶん、私が今まで接してきた音楽の中で一番、美しいメロディーなのではないでしょうか。しばやんの‘泣ける唄’の一番押しです。

今まで、‘言葉とメロディー’にこだわってきましたが、これは別に歌詞はついていないのですが、唄ごころがあります。たまにキースの唸り声がまぎれこんでいるのも愛嬌ですが^^?

残念ながら、アルバムで楽しむほどの統一感やストーリー性はありません。全体のアルバムとしてのまとまりでしたら、有名なソロアルバムの「ケルン・コンサート」の方がはるかに流れがあります。でもいろいろなテイストな曲が入っており、一枚でいろいろな曲想が楽しめるという点は、お薦めできます。

あといいなと思う曲は、①クウェスター、⑥ザ・ジャーニー・ホームといったところですか。

Cci00001_2

ジャケット裏面:紙ジャケット仕様のみ、このアーティスティックな絵がみれます。大体、ジャケット裏面って、CDにする段階ではしょっちゃうんですよね。

SIDE I ①QUESTAR、②MY SONG、③TABARKA

SIDE II ④COUNTRY、⑤MANDALA、⑥THE JOURNRY HOME

ところで、このCDは、初回プラス限定盤の24KゴールドCD、紙ジャケット仕様というやつです。CDの場合、アーティストによって、初回限定盤がつくられることがよくあります。ちょっとだけ通常版より値段が高いことが多いのですが、おまけ曲がついていたり、ジャケットに凝ったりしているので、私はわざわざそのようなものを探して買うことが多いです。

最近、昔のアーティストの何十周年記念とかで、紙ジャケット仕様が発売されることがあります。今、意識的に中古レコード店で集めているのが、YMOとオフコース、そしてサザン・オールスターズの紙ジャケットCDです。

↑やはり、しばやんって、かなりおたっきー^^? ⇒⇒ まあ、それも音楽鑑賞の楽しみのひとつということで^^!

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