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2009年2月

2009年2月18日 (水)

しばやん、天才論を語る! <ブログ版 歩く仲間の記事です>

さいきん、ミクシイというSNSでのコミュニティの議論に触発されてこんな記事を「ブログ版 歩く仲間」と「ミクシイの日記」に書いています。

いわゆる「天才(主義)」について <頭の整理> 2009年01月28日

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-d606.html

「天才」とその時代性について <天才論 その2> 2009年01月29日

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-54c6.html


「時代の子」の意味について <天才論 その3> 2009年02月18日

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-e1af.html

語るに落ちるといいましょうか、一を言えば十わかるというように、私がどのように考えているのか、ひとつのテーマで語るだけで、もうバレバレですね^^?

「天才」を語りつつも、私の‘世界認識’を語ってしまっています。
たぶん、そのうちにその4か5で終わりにする予定ですが、落としどころは「パラダイム論」と「天才」を必要とする世界は必要かというような結論?になるのでしょう。

ヴァリエーションを変えてしばやん流に味付けしていますが、実はタネというかネタとなる本(思想家)があります。手の内もそのうちに明かすつもりでいますので、お楽しみに。

ではでは^^?

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2009年2月15日 (日)

カザルスホール閉鎖の報に驚きました!

「◆♪◆箱庭的ピュアオーディオの薦め AUDIO STYLE◆♪◆」のオーディオの同志?のぱすてるさんの記事をみて、もーびっくり。

February 14, 2009

カザルスホールが閉館されるらしい・・・(涙)

http://www.audiostyle.net/archives/51502142.html?1234707351

詳しくはぱすてるさんの記事を読んでいただくとして。でもまあ、時代が変わったとはいえ、つらいものがありますよね。

以下は、私のコメント(書き込み)をそのまま転載したものです。

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東京からは離れてしまいましたが、御茶ノ水のカザルスホールは、やはり室内楽などのひとつの殿堂であったかと思います。 2002年の段階で既に経営権が移っていたとはわたしもうかつでした。

確かにその段階でこの結末は見えていたことなのかもしれませんね。

確かに90年代は東京で過ごしましたが、80年代のバブル絶頂期から90年代の半ばまでやはりよき時代だったと思います。赤坂のサントリーホールや、このカザルスホール、あのバブルがなければ決して陽の目をみることのないプロジェクトだったのでしょう。あの時代を振り返るに、確かに国内外の著名な演奏家やオーケストラが日本にきてくれた(特に東京)わけですが、当時でも、やはりチケット代、むちゃ高かったですよ。

2000年以降の個室オーディオ化や趣味の多様化など、クラシックに月に何万円もお金をかけれる人が相対的に少なくなった(少子化もあるし、中高年のおばさんたちも結構生活がきつめ)とすると、やはりいいホールだからといって世界最高の音楽家を呼ぶわけにいかない→ファンの足がさらに遠のく→収入が減れば公演の機会の減や、やはり経営的に成立たない(高い値段でホールを使ってくれない)ことは、ある意味、みえていたことではあるのですが・・・。 でも、本当に残念です。

せめて最後の手向けのスペシャルなシリーズをこの1年間、組んでくれないものでしょうかねえ。

引き続きフォローとチェックをお願いします。(自分も気をつけてみますが) ではでは^^?

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今でも田舎に戻っても、生のコンサートやライブはなるべく行きたいと思ってますが、器自体がなくなってしまうこともあるとは。

地方で、箱物行政の片手落ちが今までもいわれてきましたが、経営難で優れた箱物が死蔵どころか活用されずに取り壊しの憂き目にあることが、この不況下、どんどん続きそうですね。

ちょっとやな時代の前兆なのではないかと思います。

どんな優れたものでも、素晴らしいものでも、「使ってなんぼ(のもの)」だからなあ。この「使ってなんぼ」とか「使われてなんぼ」ということは、最近、ちょっと考えていることなので別途、別の記事でも取り上げたいと思います。

ではでは^^?

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2009年2月14日 (土)

佐野元春 『Cafe Bohemia(カフェ・ボヘミア)』

久しぶりに、「泣ける唄が聴きたい!」をアップします。

やはりアルバムに季節はつきものということで、「冬物語」なアルバムを一枚。

09021400 佐野元春 

『Cafe Bohemia(カフェ・ボヘミア)』

EPIC/SONY 32-8H-100

1987年2月発売

お薦め度: ★★★★☆

泣ける度: ★★★★☆

アルバムとしての完成度: ★★★★★

一口コメント: 実は佐野元春の最高傑作アルバムと言ってもよいのではないでしょうか。非常に秀逸なコンセプトアルバムで捨て歌の全くない隙のない緻密な構成は、今でも十分通用するのではないでしょうか。

『カフェ・ボヘミア』 タイトルのごとく、ボヘミアのカフェ(喫茶店)のざわめきを、曲と曲の間に挟みこんで、元春節満載の佳曲がこれでもかと覆いかぶさってきます。確か中古でLPアルバムも持っていたと思いますが、このアルバムワークも非常に凝ったものであった記憶があります。

09021401 収録曲:

1.Cafe Bohemia (Introduction)、2.冒険者たち Wild Hearts、3.夏草の誘い Season in the Sun、4.カフェ・ボヘミアのテーマ Cafe Bohemia、5.奇妙な日々 Strange Days、6.月と専制君主 Sidewalk Talk、7.ヤングブラッズ Youngbloods、8.虹を追いかけて Chasing Rainvow、9.インディビジュアリスト Individualists、10.99ブルース 99 Blues、11.Cafe Bohemia (Interlude)、12.聖なる夜に口笛吹いて Christmas Time In Blue、13.Cafe Bohemia (Reprise)

ぜひ、アルバムとして味わっていただきたいのですが、収録曲の印象を一言で述べると、まずもって「元気の出る、力が湧いてくるカッコいい曲」が多いことがまずあげられると思います。

「2.冒険者たち」とか「5.奇妙な日々」そしてなにより「7.ヤングブラッズ」なんて、映画のロッキーのテーマではないですが、冬の澄んだ空気に吼えるといった趣きの元気・応援ソングだと思いますね。と思いきや、歌詞を読むとそうでもないみたい^^?順番は逆ですが、ちょっと歌詞を引用すると。

「奇妙な日々」

「誰もが愛を失い/街の風にさからえずに/いつもの夜が過ぎていく/「さよなら」を言い出しかねて/ムダな言葉が費やされて/いつもの夜が過ぎてゆく/悲しいけれど/僕にはわからない/今、君の目の前で/何かが変わりはじめている/奇妙な時代、奇妙な日々/あの光の向こうにつきぬけたい/闇の向こうにつきぬけたい/この夜の向こうにつきぬけたい/ (後略)」

「冒険者たち」

「土曜の午後/仕事で車を走らせていた/ラジオに流れるR&B/昔よく口ずさんだメロディー/友達は今、いろんな想い/すべてを伝えきれないまま/冬のある日/夜明け近く/恋人のもとを離れた/誰かがどこかで眠れぬ夜明けを見つめている/誰もが心に見知らぬ夜明けを抱えている/ (後略)」

なにげに聞き流していたけど、結構、詞の世界が深い^^?

そして、アラフォーの人には懐かしい、「ヤングブラッズ」 ‘若き血潮’とでも訳すのでしょうか。実はこの曲、国連の国際青年年のNHKのテーマ曲で、ちょうど冬のこの時期に何度となくCMで流れていた曲なのでした。

「ヤングブラッズ」

「静かな冬のブルースに眠る/この街のニューイヤーズデイ/大地に果てしなく降るモーニングライト/いつの頃か忘れかけていた/荒ぶる胸の想い/アクセルためてルーズな空見上げる/鋼鉄のようなWisdom/輝き続けるFreedom/願いを込めて/ここに分けあいたい/Let's stay together/Let's stay together/

冷たい夜にさよなら/その乾いた心/窓辺に横たえて/ひとりだけの夜にさよなら/木枯らしの時も/月に凍える時も/偽りに沈むこの世界で/君だけを/固く 抱きしめていたい/ (後略)」

なにか最近、このようなストレートな唄ってほとんど聴かないような気もする。いや、あるに違いない。でも、なんとなく白けているよな。と思うと、この次の曲は、こう来た。

「虹を追いかけて」

「人は誰でも/時がたつにつれて/追いかけていた夢を/失いそうになる/冬の空に浮かぶ/月の明かりの下で/君のことだけを/胸にえがいてみる/果てしない夜は続いてゆく/ I miss you/闇の窓を/くぐりぬけて/おとずれる/君は冬のAngel/静かな冬のAngel/ここにいさせてほしい/静かな冬のAngel/ (後略) 」

最後に、「聖なる夜に口笛吹いて」。これまた元春流のクリスマスソング。多分。ジョンレノンのクリスマスソングを意識しているのだろうなあ。彼のアメリカはニューヨークでの滞在経験も多分に反映されているのでしょう。

冬なのに熱い。醒めているようで内に秘めた熱い想い。そんな彼の青春を反映した一枚と申しましょうか。この微妙な吾彼の距離感のとり方がなんともいえません。

ともあれ最初から最後まで、なにかもが冬づくしのアルバムなのでした。

P.S.

そうそう、抜群のアンサンブルやバンドセッションを添えている彼のバックバンド、「THE HEARTLAND」の活躍というか存在感の大きさも忘れてはなりません。このことは、[Cafe Bohemia MOTOHARU SANO WITH A Young Soul Ensemble THE HEARTLANDとしっかりアルバムタイトルにクレジットされていることからも明らかです。蛇足ながら^^?

ではでは^^?

佐野元春 『SOMEDAY(サムデイ)』についても以前、記事を書いていました。こちらにもぜひお立ち寄りください。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2008/05/someday_617f.html

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2009年2月10日 (火)

しばやん、ビートルズを語る。 (ビートルズ再入門-もう一度、全曲聞きたくなりました^^!)<歩く仲間より再録>

かなりの過去記事ですが、「歩く仲間HP」に埋もれていましたので、こちらでも紹介いたします。

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2006年2月15日アップ (2005年5月11日 作成)

しばやん、ビートルズを語る。

(ビートルズ再入門-もう一度、全曲聞きたくなりました^^!)

しばやんのマイブームは、ずばりThe Beatles です。

一昨年(2003年)の秋に『LET IT BE… NAKED』が、日本でも鳴り物入りで発売されたときに「うわー」と思ったのだか、実際にこのアルバムを買ったのはフィリピンに異動してからの2004年7月3日。昔から外国盤の方が音がいいという迷信がLPの時代からあって(なぜか日本プレス盤は評判が悪い)それもあって日本盤を買うのもなという気持ちだった。ちょっとマニアが入っていますが、何をいまさらビートルズという気がしないでもなかったからだ。

しかし、しばやんとビートルズとの関わりは、実は語れば長くなる。初めて洋楽を聞いたのが、ビートルズの「レットイットビー」、これが中学2年生(1984年)だから、かれこれ、もう20年も前になる。市の英語のスピーチコンテストで学校代表となって、確か市民会館で参加者みんなで歌いましょうという曲が、「レットイットビー」であった。1984年といえば、すでにジョンレノンは凶弾に倒れていたし(1980年12月8日ですか)、ビートルズという名前は知っていても、すでに過去のビックネームだと思っていた。

ところが、「レットイットビー」は、英語の歌詞のみならずメロディーも素晴らしいではないか。高校1年生の時にステレオを買ってもらったのがきっかけで、ずいぶんFMラジオ番組をカセットテープにエアチェックしたのだが、高校1年生の夏休みに、NHK FMで、確か『ポップアンドメロービートルズ』というタイトルで10日間でビートルズの全曲を一度にオンエア-したことがあって、それがきっかけで、初めてビートルズの全曲制覇をしました。このときのオンエアーは、テーマごとの選曲であったが、その2年くらい後に、再度NHK FMで、アルバム、シングルの発売順に全曲オンエア-されたこともありました。

ともあれ、高校時代にはすでにビートルズ全213曲を制覇していたわけでした。今思うと本当に懐かしいのですが、エアチェックしたカセットテープを擦り切れるというか音がへろへろになるまで聞いたものです。今となってはカセットテープも、エアチェックも死語だよな・・・。時代の移り変わりを実感します。

高校時代に、初めて自分の小遣いで買ったLPが、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』。1987年にようやくビートルズの作品がCD化された直後に、初めて買ったCDが、『アビイ・ロード』と言えば、わたしのこだわりがわかるひとにはわかるでしょう。

さて何世代目かのビートルズファンかよくわかりませんが、話しを戻しますと、この『LET IT BE… NAKED』を聞いて、やはりうーんと唸ってしまいました。ご存知のとおり、最後に発売された『LET IT BE』は、メンバーの不協和音でまとまりきらなかった『GET BECK SESSION』をアレンジャーのフィルスペクターがプロジューサーとして彼流に味付けしたアルバムです。まるで内容がバラバラで、特にポールの曲が浮きまくっている。「レットイットビー」や「ロングアンドワインディングロード」など、ポールの名曲があるものの、ビートルズとしての統一感が欠けているなど、ビートルズが“最後”に発表されたアルバムとして、通の間では非常に評判の悪いものでした。

ご存知のとおり、最後にThe Beatles としてレコーディングされたアルバムは、『アビイ・ロード』です。ポールがビートルズ結成当初からのプロジューサー、5人目のビートルズとも言われるジョージ・マーティンに声をかけて、ビートルズの再結集をメンバーに呼びかけて実現したこの『アビイ・ロード』は、最後から2番目に発表されたアルバムですが、実は通の間では、ビートルズの最高傑作とか、ビートルズの“白鳥の歌”だと長い間、信じられて語り継がれてきました。かくいう、わたしも、そう思い込んでいました。

しかしながら、この『LET IT BE… NAKED』を聞いてみると、フィルスペクタ-盤では、いまいち落ち着きがなかった各楽曲が実に生き生きと再現されているではありませんか。改めて素材のよさというか、『GET BECK SESSION』に賭けたメンバーの想いがつたわってきました。一体、今までの『LET IT BE』というアルバムはなんであったのだろうかと思わずにはいられません。

しかしながら、逆にこうも言えましょう。『GET BECK SESSION』がうまくまとまらなかったからこそ、『アビイ・ロード』を作る必要性があったのだと。だから『アビイ・ロード』というアルバムがこの世に存在するのだと。もし、『LET IT BE』がNEKEDの形で存在していたら、『アビイ・ロード』は存在しなかったかもしれないと思うと、非常に複雑な気持ちがします。

今年4月に日本に一時帰国した際に、たまたま書店でみて、中山康樹氏の『これがビートルズだ』講談社現代新書2003年3月を買い求めたのですが、最新のビートルズ研究の成果が反映された非常にコンパクトで熱い想いを感じる好書でした。CDのアルバムを中心とした全213曲の曲目解説で、Lennon/McCartneyのどちらが主に作曲しただとか、レローディングの日付とか、非常にマニアックなスペックも載っていて、ちょっとこだわる人間はニマリとさせられるし、初心者もマニアも楽しめる楽曲紹介になっています。

この新書を買ったこともあり、フィリピンでちょくちょくアルバムをCDで集めだしていたこともあり、今、20年ぶりに改めてビートルズを聴きなおしているところです。

ところで、この新書は、『LET IT BE… NAKED』の発表前に発売されているのですよね。中山氏が、どのようにこの『LET IT BE… NAKED』を評価するのか、非常に興味津々です。聞いてみたいような聞いてみたくないような。

中山氏の主張とだぶりますが、ビートルズはアルバムで聴かないと全く面白くありません。あくまでA面B面があったレコードの世界の作品ですが、それぞれトータルアルバムとして選曲、曲順まで非常に練り上げられた完成度の高い作品ばかりです。まさに、曲順からして必然性があるというか、確かに個々にはクオリティの低いものも混じっていますが、アルバムとしての完成度の高さについては認めざるをえません。

さて、その中であえて1枚のアルバムといわれると本当に難しい。初期のアルバムの疾走感もすごいが、中盤におけるメンバーそれぞれの試行錯誤も面白い、円熟期の成熟さもまたよいということで、以下は、暫定的なお薦めです。

まず、とっつきやすいのは、①『A HARD DAY’S NIGHT』か、②『HELP!』の若さというか疾走感を味わうというのが手でしょう。

次は、やはり③『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』とか、④『ホワイト・アルバム』とか中期のアルバムでしょうか。⑤『マジカル・ミステリー・ツアー』もCDの構成を理解した上で聞けばおもしろいでしょう。ある程度、ビートルズの初期中期のアルバムを聞いた上で、⑥『アビイ・ロード』と⑦『レット・イット・ビー』に進むのでしょう。ある程度、ビートルズの歩みを知らないと、この後期のアルバムのよさはわからないと思います。

中山氏は文中で、ベストを集めた企画盤としての『赤盤(The Beatles/1962-1966)』、『青盤(The Beatles/1967-1970)』や『ビートルズ1(The Beatles 27#1 singles=1)をいきなり聞くことはよくないと語っています。しかしながら、最近では、ビートルズの全曲を日本で一度に聞くことはほとんどないので、これらのベスト盤を手がかりに、気に入った曲の入ったアルバムを聞いてみるというのもひとつのアプローチの仕方かもしれません。しかし、『アンソロジー』とか、『LET IT BE… NAKED』をいきなりはじめに聞くのはやめておいたほうがいいと思います。いずれもオリジナルの曲を知らないと楽しめないからです。

本当に、ビートルズはどれもが‘アルバム’として聴くことができる不思議なバンドです。

以 上

補筆:

歩く仲間のエッセイに加えるのに違和感を覚えたからであろうか、昨年(2005年)に文章を完成させつつも、アップロードを控えていた。しかしながら、このビートルズの音楽にはメロディーはもとより、その詞(リリック)において非常な影響を受けている。上記にも述べたLPにおけるトータルアルバムというコンセプト、『エリナーリグビー』という曲(『リボルバー』(1966)に収録)は、人気グループが初めて社会問題を歌った曲として有名だし、いろいろな意味で、今のミュージックシーンにおいて、深く通奏低音として、洋楽のみならず日本のポップスなど、いろいろなところで日に陰に影響を与えつづけている。

なお、昨年(2005年)12月8日は、ビートルズのメンバーのジョンレノンが暗殺されて25周年という節目の年でもあった。NHKなど、主要なメディアも、ニュースとして取り上げざるを得なかった。その影響力の大きさがしのばれよう。

まあ趣味の世界ではありますが、しばやんの精神世界のバックボーンのひとつとしてこのような記事が載ることもよしとしましょう。

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2009年2月 7日 (土)

オバマ大統領就任演説 <アメリカ合州国に目が離せない>

ということで最近のマイブームは、オバマ大統領の就任演説です^^?

09020701_2 『CNN English Express 編集部』編

『[対訳] オバマ大統領就任演説』

朝日出版社 2009年1月30日

[生声CD付き] 1000円+税

つい先週、2009年2月1日に豊橋の本屋で出たばかりのこの本を買ったかと思えば、今日、別の本屋でもう別の2つ出版社から同じくオバマ大統領の就任演説のCD付きブックが山積みになっているのをみて、ちょっとげっそりとすると当時に、なぜこんなに盛り上がっているのというのが、正直な気持ちです。

09020700 コスモピア編集部編 『完全保存版 オバマ大統領演説 大統領就任演説完全収録』 コスモピア株式会社 2009年2月10日

1480円+税

ここで、気になるのが、ご紹介の両方の書籍とも、リンカーン大統領のゲティスバーグ演説と、ケネディ大統領就任演説を収録していること。

後者にいたっては、オバマ大統領の過去の演説を収録しているのに加えて、リンカーン、ケネディに加えて、ルーズベルト大統領就任演説とキング牧師“I Have a Dream”演説を肉声で収録したCDがついていること。

わずか1週間前に前者の本を購入したのにもかかわらず、思わず後者の本も衝動買いしてしまいました^^?

まあ、日本の今の政治家はおいておいても、やはりこの混迷の世界情勢におけるアメリカの若きリーダーの言動は、日本でも大いに話題になっているということなのでしょう。

本当に、最近の、ホンのこの10年から15年程のことだと思いますが、語学学習において音声教材としてのCDブックが増えたことは、本当に評価できることだと思います。確かに、今までも英語の(副)読本はいろいろありましたが、今、この時代にリンカーン大統領やケネディ大統領、さらにはキング牧師の演説が、新ためて日本でテキストと音声教材がでまわるとは、どういうことを意味するのでしょうか。

これは、まったく私の勝手な想像かもしれませんが、「ありのままのアメリカ」をその時代背景も含めて冷静に日本人が理解しようとしだしたということだと思います。

今までも、リンカーン大統領の、「人民の、人民による、人民のための政府」というゲティスバーグ演説の一節や、ケネディ大統領の「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問おうではありませんか」という一節は、前後の脈略なく容易に引用され続けてきました。

しかし、そんな適当に都合よく言葉を引用するのではなく、(演説の)全体の中での一節として味わいなおす。それは、本当に必要な作業だと考えられます。

ということで、私としては、オバマ大統領の「就任演説」を通じて、彼がこれからの任期で何を目指していくのか、彼が大きく影響を受けたといわれるリンカーン大統領やケネディ大統領は、それぞれの演説の中で、何を語ったのか、改めて考えていこうと思います。

しかしまあ、アメリカ合州国もまだまだ若いですわ。未完の‘理念’国家として、これからアメリカが何を目指していくのか、‘旧い世界’のひとりの人間として冷静に見極めていきたいと思います。

しばやんの‘アメリカ合州国’についての認識については、また別途、語る機会を設けたいと思います。

ではでは^^?

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