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2013年12月 1日 (日)

しばやん@国際開発学会 第24回大阪大会 1日目 終了しました!

しばやん@大阪です。フェイスブックにアップした内容を転記しておきます。



<発表が終わりました> (11月30日の夜にアップ)


今朝は、5時30分起きで、大阪に来ています。今日は阪大の吹田キャンパスで国際開発学会です。まずは、9:30からの開始に間に合ってやれやれ。なんとか私の発表も無事終わりました。座長は民博の鈴木紀先生で、コメンテーターは龍谷大学の斎藤文彦先生、たぶんこの分野を代表する先生方にコメントをいただき、今後の展開について貴重なアドバイスをいただきました。今まではアマチュアでの発表でしたが、これからは学界に入りますので、心して学ぼうと思います。


国際開発学会 第24回 大阪大会 第1日目 雑感


2013年12月1日 7:17


しばやん@大阪のホテルです。


昨日の国際開発学会のまとめです。(敬称略)


A.開発実践と「感情」 セッション5 関根久雄、小國和子、佐藤峰


民博での共同研究の中間報告。自分の関心が一番あるところでもあるので、全体を見た上での評価やコメントが必要。軽率なコメント/質問をしてしまったことをかなり反省しております。
先生方には、改めて私のコメントの主旨を説明する必要があると思いますので、なるべく早くフォローします。


B.人道支援とコミュニティ セッション8 座長 鈴木紀、コメンテーター 斎藤文彦(龍谷大学)


1.大規模災害における国際支援受入調整システムに関する研究 阪本真由美


2.われわれの物語を創るために 柴田英知


自分の発表について反省を書きます。


斎藤コメントは主に3点:


コメント1:地域組織の概念図{地域社会」概念の重層性(松野弘)が不適切。発表の内容ともあっていない。


回答: 地方自治体に関する社会学者の模式図であることと、私自身、整理が十分できていません。地域研究などさまざまな分野での先行研究があるので、これから大学院に進学するにあたって整理していきたい。


コメント2:キータームの定義ができていない。たとえば、「チェンジエージェント」と「つなぎすとと」など同じ意味(こと)をいっているのか不明確。


回答: 今回の発表では、ロジャースのチェンジエージェントの意味で使っているので、基本的に同じ概念(ポジション)にあるものです。ご指摘のとおり、語句の定義はこれに限らず、整理仕切れていないところがありますので、先の概念図も含めて、先行研究をしっかりレビューしたいと思っていますので、今後の課題とさせてください。


コメント3: 学会での発表は先行研究のまとめではない。新しい知見なり自分の研究の成果がないと学会発表としては不十分。


回答: おっしゃるとおりだと思います。これから大学院に行きますので、その中でがんばりたい。引き続きご指導をお願いいたします。


鈴木コメント:


セッション中では、特になし。終了後の口評で、今後の研究方針についてお話をしました。主にアウトプットの仕方、誰のためにどのような研究がしたいかというような問いでした。口頭では回答しましたが、もう少し考えたいので、ここでは記載を控えます。


C:紛争影響圏における効果的な地方行政強化・コミュニティ開発 セッション13 小池治座長、コメンテーター:峯陽一


主にJICAプロジェクト関係者による発表:


柴田のコメントは以下のとおり。


1.コミュニティの把握として、地縁型組織とテーマ型組織に分けて考えるべき。


2.コミュニティにはさまざまなものがあるが、JICAの紛争地域の開発経験という意味では、私の個人的な経験にしても、エリトリアや東ティモール、フィリピンのミンダナオ地域の経験がある。事例でフィリピンのミンダナオを取り上げているが、この地域には、世銀、ADB,EU,USAIDなどさまざまな国際機関がコミュニティ開発プロジェクトを行なっている。特に、農地改革省(DAR)には、コミュニティ開発の蓄積がかなりあるので、それらを参考にしたらどうか。


3.ミンダナオに限っていえば、コミュニティ開発の現場においては、UNDPなど国際機関は全て現地のフィリピン人のNGOなど、ローカルスタッフを使って開発実践をしている。国際機関のオフィサーが実際にオペレーションを行なっているわけではないので、実際にフィールドレベルで事業を推進しているスタッフの話を聞くべきである。マニラや東京では、現場はわからない。
 


ということで、セッション終了後に、自分自身、ミンダナオ地域の先行事業についての現地調査をして、報告書をJBICに提出しているので参考にしてくださいとお願いしておきました。


ちょっとセンシティブな問題もあるので、この件については個別にフォローしたいと考えています。


D:パネルディスカッション:アフリカの子どもたちの未来像:保健医療:教育分野の開発がもたらすもの


ファシリテーター:中村安秀(大阪大学)、パネリスト:内海成治(京都女子大学)、垣本和宏(大阪府立大学)、永岡宏昌(CanDo)


柴田の感想:アフリカのように難しいことは英語やフランス語のテキストになってしまう地域では、自国語で知識の蓄積ができないということは、かなりのハンディキャップではないか。もっと在知を蓄積、活用できなものか。


懇親会での中村先生の話:確かに難しい。しかし現実には英語やフランス語がわかるエリートはいるし、言語人口が少ないところで、特に科学的な知識については英語やフランス語を使うのはやむをえないところもあるのではないか。


このパネル・ディスカッションでは、4名のパネラーが具体的な開発実践を踏まえた報告がありましたので、つっこみどころ満載で、また別途、私のコメントをまとめてみたいと思います。


以上、取り急ぎの報告(自分のメモ)です。


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