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2013年11月

2013年11月 9日 (土)

政府開発援助による農業・農村開発…開発コンサルタントの視点から

地域主体の国際協力・岐阜DCC 勉強会配布資料


※2013年11月8日に行われたセミナーの配布資料です。

政府開発援助による農業・農村開発…開発コンサルタントの視点から

柴田 英知


<開発援助の世界について>


1.開発コンサルタントと開発援助業界


2.政府開発援助のスキームとその特徴


※開発民俗学講義 第1回より抜粋説明




<開発民俗学の射程 ~ 地域研究×地域開発>


3.つなぐひと=チェンジエージェントの立ち位置とその役割


4.地域共生の技法 フィールドワーク~ワークショップ&ファシリテーション


5.われわれの物語を創るために


※地域開発におけるよそ者の役割-フィリピン・ビサヤ地方の灌漑システムの事例考察-
 パワーポイント資料配布


○柴田英知(しばたえいち)のプロフィール


地域開発と地域研究をクロスさせるべく大学院への進学を準備中。国際開発援助に関心のある実務者や市民、学生のネットワーク「若手会」や、2004年から2008年のフィリピン駐在時には官民の援助関係者のネットワーク「フィリピンで開発を考える」勉強会の世話人などを歴任。2008年に転職して地元の愛知に戻ってからは、国際協力・異文化理解のセミナーを主宰するなど、歌って踊れるコンサルタントを目指してネットワーキングやまちづくりの達人をめざして活動している。


また、2000年よりホームページ、メルマガ、複数のブログやフェイスブックなどで情報を発信し続けている。








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ビッグデータと秘密保護法案・・・グローバルな盗聴・傍受に反対する!

初出:フェイスブック書き込み 2013年11月9日


<ビッグデータと秘密保護法案・・・グローバルな盗聴・傍受に反対する!>


まずこちらの記事をご覧ください。




これは例えばフェイスブックなどソーシャルネットワークサービス(SNS)やアマゾンなどのネットショップなど、いわゆるインターネット上のサイバー空間だけの話ではありません。


つまりSNSのアカウントが使えなくなるなどの云々の枝葉の問題ではなく、現実世界の問題に直結する根源的な問題をはらんでいます。


すなわち、すでに世界中が盗聴や傍受されているということです。


今、マーケティングの世界で「ビックデーター」という言葉が話題になっています。その心は、本来のターゲット以外のあらゆるデーターを収集することによって世論予測ができるというもので、先日、テレビのニュースでも取り上げられました。


NHKのニュースで、医療研究期間が、ツイッターやウェブでの「インフルエンザ」というマスのデータを収集分析することにより、日本各地のインフルエンザの流行の予想ができるというもので、つぶやきがでてきてから1週間で間違いなくその地域で感染が爆発的に増えているという研究だそうです。


つまりマスのビックデータを分析することで、流行など、ちょっと先の未来に対してマーケティング(という情報操作や世論の誘導)ができるということで、そのビックデータとは、このフェイスブックを含むSNSやメールなどの、マスの普通の人たちの個人情報に他なりません。


ここで怖いのは、すてにビックデータは収集され活用されている事実、では誰がビックデータを集めているかというと、フェイスブックやグーグル、アマゾン、アップルなど大手のプロバイダーやソフト企業、中小のネット販売企業も含まれるでしょう、民間の全てのインターネット企業が、個人の購買記録やつぶやき(商品やサービスに対するコメントなど)を日常的にあつめ、分析し、あまつさえグループ企業で顧客データとして共有しということを、当たり前のごとくやっているわけです。


あと気をつけるべきは、日本人の日本語のつぶやきが世界中で閲覧できるということです。グーグルのウェブ翻訳機能の昨今の充実をみればわかるように、たぶん、私のこの文章も投稿されるや否や、30秒で英語になって地球の裏側でも誰でも彼でも見ることができるのが、現代のインターネット社会であるということです。


私は、基本的にウェブに文字を書くこと自体、自分をさらけ出すことだと思っています。つまり、傍受や盗聴されていることを自覚しつつ、文章を書いているということです。完全に衆目に去られている、場合によっては、私の言葉が曲解されるだけではなく、意図的に部分的に悪用される危険があることも承知した上でサイバー空間を生きています。


そういう意味で、安倍政権の「秘密保護法案」に反対なのです。政権にそのようなスパイ行為をすることに法的にお墨付きを与えることは断じてあってはなりません。


これは、憲法の精神に反することで、私は違憲であると考えます。


第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。


第20条 宗教の自由は何人に対してもこれを保障する。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。


第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する。検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。


第23条 学問の自由は。これを保障する。


マスコミのもっともらしい解説記事を読むより、そもそも原則、プリンシパルに戻って、自分の頭で考える。それがいわゆる「民主主義」の精神だと思うのですが、いかがなものでしょうか。


以上は、私の個人の意見ですが、このようなマスコミのまとめもありますので、ご参考まで。


ではでは^^?


秘密保護法案の危うさ あの国家秘密法と同じ!? (東京新聞)(東京新聞「こちら特報部」9月15日)

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2013年11月 4日 (月)

歩く仲間通信 2013年11月4日号(AHIオープンハウス、国際開発学会発表など>

初出: 歩く仲間通信 メルマガ 2013年11月4日


みなさん、こんにちは。

もう11月ですね。いやあ、今年も残り2ヶ月かと思うと月日の流れる速さにびっくりしております。世界の風来坊、フリーエージェントのしばやんこと柴田英知です。
今年、2013年は私にとっても激動の一年でした。年末というわけでもないのですが、しばやんってなにもの?と思われている方が多いと思いますのでちらっとおさらいを。

前々職は、民間の開発コンサルタント会社で主に政府開発援助の仕事に携わって16年、2008年6月に、4年3ヶ月のフィリピンのマニラ事務所の駐在員の任期を終えて帰国したのを機に、親元の愛知県に戻って、マリングッズの専門商社に転職。全国にマリングッズの通信販売の企画営業を5年間やったのですが、地域開発と地域研究の探究心覚めやらず、今年の9月20日に仕事をやめて来年4月からの大学院進学の準備の浪人中ということで、9月17日から大学と大学院の講義を聞きにいっているフリーターです。

今は、仕事と関係なく、趣味で地元のまちづくりや開発など興味のある研究会に顔を出しています。

さて、10月は、最近関わっているNGOのアジア保険研修所さんのオープンハウスで通訳のボランティアをしました。アジアからの研修生のお話について少しまとめてみました。


翌週は、大学のヨット部の同期の商社マンの海外駐在がきまり近々異動とのことで、壮行会に上京。

翌日、千葉県の佐倉市にお住まいのコンサルタント時代のボス(とっくに退社されていますが)に近況報告、その足で国立歴史民俗学博物館を訪ね、翌日は、大阪の国立民族学博物館で岩田慶治先生の追悼シンポジウムに出席するつもりが、同日に隣のセミナー室でやっていた大学院大学(博士課程)のオープンキャンパスに顔を出したり、まあ行き当りばったりではありますが、いろいろ楽しくやらせていただいております。

東京に行ってきました! 2013年10月19日 


どうも、いろいろなフィールドで活動している実践家の方に興味があるようで、そのような方の活動やご経験を伺うと、とても刺激になりかつ勉強になります。


たまに時事問題についてもコメントしています。



さて、今回のご案内は、私が発表するほうのご連絡です。11月8日(金)に岐阜県のJR岐阜駅、11月30日は大阪大学吹田キャンパスで学会発表をおこないますので、ご関心のある方は、せひお立ち寄りください。参加の申し込みや連絡先の詳細は下記をご参照ください。


では、会場でお会いしましょう。


ではでは^^?


以下、イベントのご案内です。


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■地域主体の国際協力・岐阜DDC(=Decentralized Development Cooperation) 11月定例会


○柴田英知さん(歩く仲間主任研究員/地域活き生きコーディネーター)とお話しする会


○テーマ:政府開発援助による農業・農村開発…開発コンサルタントの視点から


○概要:

柴田さんから、1992年~2008年までの16年間の農業・水資源・地域開発を専門とする民間開発コンサルタント会社(愛知用水を作った農業土木技術者が母体となった㈱三祐コンサルタンツ)で、アラビア語と東西交流史を専門とする地域研究者のマインドをもって、円借款から開発調査、技術協力プロジェクトなどさまざまの政府開発援助のスキームに実務者として携わった経験を踏まえて、トップダウンアプローチと参加型開発の相克の説明と、2003年ごろから提唱されている開発民俗学という考え方と技法を紹介していただきます。


○柴田英知(しばたえいち)さんのプロフィール

地域開発と地域研究をクロスさせるべく大学院への進学を準備中。国際開発援助に関心のある実務者や市民、学生のネットワーク「若手会」や、2004年から2008年のフィリピン駐在時には官民の援助関係者のネットワーク「フィリピンで開発を考える」勉強会の世話人などを歴任。2008年に転職して地元の愛知に戻ってからは、国際協力・異文化理解のセミナーを主宰するなど、歌って踊れるコンサルタントを目指してネットワーキングやまちづくりの達人をめざして活動している。

また、2000年よりホームページ、メルマガ、複数のブログやフェイスブックなどで情報を発信し続けている。(文末をご参照)


○日時:11月8日(金)19:00~20:30

○場所:ハートフルスクエアーG小研修室2
(岐阜市橋本町1丁目10番地23)

○参加費:700円

○お問い合わせ・お申し込み:伊藤かおり
Email: kao@daiyanet.co.jp


■国際開発学会

2013年11月30日から12月1日にかけて大阪大学吹田キャンパスで全国大会が開かれます。大会だけは一般の方も出席できますので、もし関心のある方は、お気軽におこしください。



会場等はこちらのホームページをご参照ください。


ちなみに私は、11月30日(土)の午前11:15から12:45までのセッション8で3番目に口頭発表します。

セッション 8:人道支援とコミュニティ 会場:B(2F)

題目 発表者

1 紛争後社会における住民主体の資源管理 :東ティモールにおける慣習法「タラ・バンドゥ」 宮澤尚里(東京大学)

2 複雑化する国際環境とわが国の国際人道救援の変遷  喜多悦子(笹川記念保健協力財団)、青山温子(名古屋大学)、北林晴美(JICA)、柳沢香枝(JICA)

3 われわれの物語を創るために -コミュニティ開発におけるチェンジエージェント- 柴田英知(歩く仲間)

※発表の概要はこちらからご覧いただけます。

開発民俗学というものを2003年ごろから提唱しています。関心のある方は、こちらの記事もどうぞ。




一番、ホットな発信は下記のフェイスブックグループにお遊びください。

ではでは^^?

柴田 英知
歩く仲間主任研究員/地域活き生きコーディネーター

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2013年11月 3日 (日)

<プリンシパルと覚悟について・・・ 山本太郎さん問題によせて>

初出:フェイスブック書き込み 2013年11月2日


<プリンシパルと覚悟について・・・ 山本太郎さん問題によせて>


最近、山田太郎さんの天皇直訴?問題が話題になっていますが、今回はそのことについて、今時点の私の考えを述べます。

いきなり結論ですが、正直なところ、単なる‘パフォーマンス’か!と思います。

この事件の前も伊豆大島を慰問?してネット中継でつまらないミソ(自衛隊に関してスタッフとのやり取り)をつけているし。まあこの件についてはカメラマン(秘書)がバカかと思いますが、それはさておき、あまりに常識がないということと品がない。大島に関しては、遊び気分で行ったと人に思われるような服装や態度はあかんでしょう。結局、福島の直訴についても、結局、同じ眼でみてしまうわけですよ。

山本太郎さんの言いたいことや気持ちはわからないでもないが、がやり方が間違っているし、その言動について人につっこまれるような脇の甘さはいかんともしがたい。この点だけは、ちゃんと反省して国会議員としての軽率な言動についてまずはきちんと国民に謝罪すべきだと思います。

天皇陛下の政治利用については、そう取られても仕方がない。自民党がどうのこうのではなく、まず、そのようなことはしない。必要だと思えば、国会で議論すればよいこと。ゲリラ戦と割り切り、こうなることを見込んでやったのならそれもまたありの気もしますが、あまりに弁明が子供じみている。

しかも、陛下が福島原発や大震災の現状を知らないと思ってやったというのなら、その太郎さんの前提(思い込み)は決定的に間違っていると思います。皇室は皇室で、たぶん天皇陛下自らが悩んで考えてできるかぎりのことは既にしているし、実際に現場をみているわけですからね。天皇陛下が知らないわけではない、象徴天皇という憲法上の立場から動けないのですから。

きついことを言いますが、「簡単に天皇に頼るな!自分たちでなんとかしろ!それが日本国民だろう!」ということと、「少なくとも遊び感覚でちゃらちゃらしたやつに現場をみたなどと言われたくない」というのが私の本音です。

伊豆大島の件については、まずはきちんと現地の人や自衛隊員に謝罪をしてほしいと思います。

山本太郎さん、政治の世界で生きていくのなら清濁併せ飲んだ上で、組めることころとは組む、闘うべきところは闘うとやり方を考えないと、簡単につぶされちゃいますよ。海千山千の大先生?方がごろごろいるわけですから!

さて、その話は置いておいて、結局テレビやマスコミで、今ではフェイスブックなどのSNSでわいわいがやがややっていますが、そんな勢力闘争の足の引っ張り合いや権力争い、誹謗中傷などをみて誰がおもしろくて何の役にたつのか!ということが気がかりなのです。

最近、私は自分の生き方のプリンシパルとして、「‘楽しい’と‘おもしろい’」を基準としてよいのではないかと感じています。

あくまで感じているというところがミソで、理屈ではなく全くの感情(フィーリング)なんです^^?

大学のヨット部の同期の仲間で、もう25年も前になりますが、「オレは自分の好きなことしかせーへん」と豪語していた人がいました。学生時代には、あまり語ったことがなかったのですが、卒業する頃からいろいろ深く話すようになって、就職してから数年後の会話でしたら、私も当時、入社したてだったので、「いや、社会人だったらそれはまずいやろう」と言ったかどうかは忘れましたが、心の中でそんなことができるもんか!と思っていました。

たぶん、別のところにも書いたかと思いますが、とにかくユニークなやつで、大学時代から、フィアットのパンダというビンテージカーに乗ってみたり、3万円のトラサルディのジーパンとかタグホイヤーのフォーミュラワンという時計をつけてみたり、かと思えば、こだわらないところは全くこだわらない人で、しかしその自分のスタイルのためには深夜バイトもいとわずといったなにかスゴイ人で、卒業後に彼の滋賀の実家にいってびっくりしたのがアンチークの掛け時計のコレクションで、これは奇人だと思ったわけですが・・・。

結局、彼は彼なりのスタイルを貫いたみたいですね。

商社に入って10年後くらいにはイタリアのランボルギーニカウンタックを買ったときいて、またびっくりしたわけですが、(大阪で乗せてもらいました)会社の飲み会には付き合わず、部署も3年おきくらいにいろいろまわされたわけですが、本人も腐ることなく東京と大阪といろいろ異動しつつ、今は中南米のある国の所長さんをやっています。確か2回目か3回目かの海外駐在なのかな、こんな人が大手商社(6大商社の一つです)に、入ったわいいけどやってけるのかと思っていましたが、確かにいろいろありましたが、20年間、第一線で商社マンをやっています。

なにがいいたいかというと、ああ、こういう生き方もありかということなんですよね。新入社員当時の私は、まわりの大人の常識で、「好き勝手に生きれるわけなんてあるもんかい」と思っていたのですが、できてしまう人もいる。ただ、生き方を貫くのは本当に大変なことだと思うのです。

私が開発コンサルタントを退職するときに職場の大先輩から、「勇気」という言葉をいただいきましたが、決断と勇気は、社会で生きていくのに絶対に必要です。

一言でいうと「覚悟」ということでしょうか。

私もなんども挫折して失敗してまわり道をしてきましたが、そのときに、思う方向に進めなかったのは、準備ができていなかったことに加えて、覚悟ができていなかったからだと思います。

逆にいえば、覚悟ができないうちは準備ができていない、だから天は先に進ませないといえるのかもしれません。

まあ、世の中うまくできているなあと思いますね。

今回のことは、山本太郎さんにとっては、政治生命がかかっている大きな試練だと思います。だからこそ、謙虚に間違いは間違いだと認めた上で、建設的な議論を周囲の全ての方々とするようにしてほしい。安直な‘ヒーロー’になりたい感や中途半端な‘正義感’は、すぐに底が割れます。ここでしっかり叩かれて、再度、立ち上がれることができれば本物となりましょう。

私は、今の時点では、彼の自分の軽率な言動についての反省がきちんとなされない限りは相手にしません。(彼のブログの弁明は非常に見苦しいもので、正直、がっかりしました。)どのように今の世界をみるのも自由なので、私が言えるのは、それぞれが自分なりに考えてみようよということだけですね。

10年前の記事を引用して、なにか今回に関してヒントになるかと思ったのですが、結局、私はまだまだ何もわかりません。

ただ、変わったところは「‘楽しい’と‘おもしろい’」という自分の感覚に素直になろうという気持ちになったという事だけですね。たぶん^^?

蛇足になりますが、‘楽’しようとか'つまらないことは知らない’というつもりではないので^^?一見、つまらなそうなことでも、自分が楽しいと思えばおもしろいものに変わりますし、逆に、私がどのように思おうが思わまいが、それはそれとしてたぶんすっとあり続けるわけです、

つまり無視するつもりはありませんが、積極的に応援はしないということです。自分が楽しいとかおもしろいと思うところを突き詰めてなぜおもしろいのか楽しいかを言語化していくということでしょうか。そこから逆に何が楽しくなくおもしろくないかがみえてくるとも思うのです。まずは自分の心の奥の声に耳をかたむけてみる。理屈や論理とは別のところで、直感が何を求めているのか、なにに心地よさを感じているのかを突き詰めてみる。人の意見や話は一旦、外に置いておいて、そんな時間や余裕が必要なのではないのでしょうか。


ではでは^^?

おまけ:

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