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2013年6月 8日 (土)

<しばやんミーツ伊勢崎賢治先生@国際協力塾 2013年5月25日>

初出:クロスロード・オブ・ハッピネス@フェイスブック  2013年6月8日 ※一部 加筆修正しました。


なんでもメモしておかないとすぐに忘れてしまうので書き付けておきます。


前回、2013年5月25日にフィリピンのマニラで社会事業をおこなうユニカセの中村八千代さんの話をしましたが、そのセミナーはGLMインスティチュート (社会開発系の開発コンサルタント会社のグローバルリンクマネジメントのNGO部門)が行なった国際貢献塾の一コマであったわけですが、ゲストに東京外国語大学の伊勢崎先生と、早稲田大学の高橋華生子先生が参加されました。

実は、その件で上京を決めたのは、中村さんがフィリピン時代の同志だったことに加えて、伊勢崎先生に会いたかったからです。

伊勢崎先生とは、微妙にニアミスしていまして、東ティモールでは先生が2000年3月から2001年5月 まで、 国連東ティモール暫定統治機構上級民政官としてアイナロ州知事をされていた最後くらいに、私もJICAの農林水産業開発計画調査(東ティモール全国レベルの国家開発計画の立案)で現地に入っておりまして、ただ現場ではあえす、たしか2006年か2007年で国連平和大学に日本財団が日本人を対照に留学制度をつくったのですが、その国連平和大学自体は、中南米のコスタリカにあるのですが、互角研修をフィリピンのマニラのアテネオデマニラでおこないました。私もちょうどフィリピンに駐在しており、この国連平和大学の留学生たちとは、マニラで一緒に勉強会をした仲なのですが、そこに、つまりアテネオ大学に伊勢崎先生が講師で出張講義にいらっしゃったんですよね。留学生の仲間にそれを聞いて、私も会いたいなあと思いつつも、そこでも合えず!まあ、こちらも一民間人でしたからね。

そんなかんなで、伊勢崎先生に実際に会いたいなあとずっと思っていたわけなのですが、今回の中村さんのセミナーで、ようやくご本人にお会いすることができました。

セミナー後の雑談の席なので、ちょっと伊勢崎先生もほろよい気分でしたが、思ったより気さくな方で、私の開発民俗学構想を例の開発民俗学連続ゼミナールのチラシをもとに語らせていただきました。(恐れしらずのしばやん!)

私が特に宮本常一先生にずいぶん学んでいるといったら、先生から、「考現学の今和二郎(こんわじろう)」先生の話がでました。

実は、伊勢崎先生は、早稲田大学の建築学科をでていて、ずいぶん今先生がお気に入りみたいで、宮本先生のことも当然、よく知っていらっしゃるようでした。

私も15年くらい前でしょうか、赤瀬川源平の「トマソン」がらみで、考現学には触れていましたので、ここでも話が盛り上がってしまい、伊勢崎先生の日本の民俗学理解は、かなりのものだと感じました。

そして「開発民俗学」を英語にしたらどうなるかを一緒に考えてくれました。例えば、「‘Folklore’じゃないよなあ(※)」とか、どうすればいいかなあと^^? 結局、まとまらなかったのですが、開発(の)人類学とは別のものと「日本の民俗学」を理解されているようで、とても心強くなりました。※※

※フォークロアの英語の意味は口承伝承とかの意味が強いです。また当然、フォークロアの学会もありますが、日本の民俗学会とは性格が異なっているというのを、私も最近、菅豊先生の本とかで読んで知っていましたので、意味が違っちゃうなあと!

※※開発人類学についてもいろいろな意味があるので、開発民俗学がそれに含まれるという考え方も当然あります。

そして、最後に、

「いいんじゃないんですか。アメリカが学ばなければならないことですね」

とおもしろがってくれました。それで私は、さすが先生、アメリカに先行事例があって先生がいるということで、「アメリカ‘で’学べ」ということかと、自分の聞き間違えじゃないかと聞き直したところ、

「アメリカが一番、わかっていない。ただ、あいつらがわかるかどうかはわからない」というようなニュアンスのことをおっしゃいました。

つまり、本当に「アメリカ‘が’」が、正しかったのです。ほんまかいなと思いましたが、本当のことです。

ただ、これは本当に立ち話なので、どこまで先生がわかっておっしゃているのか真意はわかりませんが、かなり意を強くしましたね^^?

今先生の名が、伊勢崎先生の口からでるとは、全く想定していなかったので、なにか変なところでつながるものだなあと思いましたね。

ともかく「おもしろい」といっていただいただけで、私は素直にハッピーでした^^?

ただ、アメリカは一枚岩ではないし、いろいろな立場で本当にいろいろな方がいらっしゃいます。単純化しては絶対にいけないのですが、英語で、発信していく意味は十分にあると思います。

だからというわけではありませんが、しばやんの開発民俗学による?世界ツアーを現実化すべく、英語でも発信していこうと、ちょっとだけ発奮しました^?

さすがに歳なので無謀なことはいえません。ただ、ちょっとづつ出来る範囲で英語の文章もブログやフェイスブックなどでアップしていこうと思います。

たんなる私の覚えのメモではありますが、まあひとつの(開発民俗学成立前の?)エピソードのひとつとして記録しておきます。

ではでは^^?


(この項、了)

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