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2011年7月20日 (水)

歩く仲間通信 2011年7月13日 <歩く仲間>

ちょっと日付が前後しますが、歩く仲間通信を転載いたします。(一部修正あり)

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しばやんこと柴田英知@愛知です。

いよいよ梅雨明け、私の現在の職場のマリン業界も最後?のかきいれ時です。

みなさんお元気ですか。

*なお今後、このようなメールが不要の方はご遠慮なくご連絡ください。*

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☆ メルマガ登録制度への移行について(予告)

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前回も、お知らせしましたが、facebook pageへの「歩く仲間」の移行を実施中です。

とはいえ、まだまだ全然思うようなページができていません。

この試読もあと1回のみとなりましたが、facebook pageで登録するなんてめんどくさいけど、月に1回ぐらいは、しばやんのたわごとに付き合ってやってもいいやという方がいらっしゃいましたら、メルマガ仮会員登録?をしてください。

つまり、ちょっと感想等を書いて、わたし宛にメッセージをいただけますと、大変ありがたいです。ご連絡をいただけましたら、引き続き(こりもせず)メルマガを今後も(月に1回ぐらい?)配信させていただきます。

なお、facebookの登録名は、「shibata eichi」 もしくは 「柴田英知」なので、

もしお使いの方は、お気軽に友達申請をしてください。ウェルカムです^^?

いよいよカウントダウンの‘残り2回目’の歩く仲間通信です^^?

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☆ お知らせ 最近、ちょっと?力をいれている活動です。

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1.「開発民俗学「地域共生の技法」」 2007年8月12日~

「開発学」ミーツ「(日本の)民俗学」=「開発民俗学」 ということで、勝手に提唱しています。国際協力や開発援助、開発と人類学に関心のある方は、ぜひご訪問ください^^?

http://c.mixi.jp/kaihatsu_minzo

※ミクシイ会員限定なので、関心のある方は、ご連絡ください。

2. facebookpage版 「歩く仲間 ・・・歩きながら考える-世界と開発-」

今、取り組んでいる新しいホームページです。まだまだ内容が整っていませんが、ファンになって、「いいね!」を押していただけますとさいわいです。

3. 歩く仲間オフ会 ‘大阪or京都’

詳しくはこちらを参照ください。 「ブログ版 歩く仲間」

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/or-044e.html

ちょっとだけ紹介!

ところで、7月23日(土)と24日(日)に大阪と京都に遊び?に行きます。7月23日(土)のイベントは大阪外国語大学時代からお世話になっている松野先生の東ティモールのセミナーで、午後2時から午後5時まで大阪の北浜であります。

◆ 市民と外交~世界の紛争解決のために市民運動ができること

http://www.facebook.com/#!/event.php?eid=141920939215979

翌、7月24日(日)は国立民族学博物館です。

◆ 国際協力・現地調査のコツを伝授します!@国立民族学博物館 <開発民俗学コミュ・オフ会>

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-a6f5.html

ということで、23日の夜は、新大阪に宿泊予定です。

したがって、関西方面の方でもしお時間のある方がありましたら、ぜひ、23日か24日にお会いしましょう。。

こちらのトビもしくは個人的にメッセください。

下記はおまけです。例のごとく、長文です。

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特集: しばやんの棚卸し(その4) リアリティとはなにか?

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最近、ミクシイの開発民俗学のコミュニティで、2つの連載をしています。

※ミクシイの会員以外は閲覧できません。ごめんなさい。

その1.「東日本大震災と開発民俗学」 一開発コンサルタントが思うこと。 <連続講座> 

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62072221&comm_id=2498370

その2.‘知’の相対化について (あるいは、学問的な‘知’と‘経験知’の格差と断絶について)<連続講座>

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63333112&comm_id=2498370

このミクシイのコミュニティでおもしろいのは、コミュのメンバーがそれぞれ勝手にトピックを立てたり、人のトピックに好き勝手にコメントできるというところで、私も基本的には好き勝手に自分の思うところを気ままに綴っているのですが、思いも寄らないツッコミが入り、そのメンバーへの回答を書いたりしていると、すぐに話が‘脱線’します。まあ、それがおもしろいといえばおもしろいのですが^^?

その脱線しかけている(している)ところが、主に2点、このポイントが私とメンバーの間で議論というか話が通じていないところで、要は‘引っかかって’います。

ポイント: その1. ‘リアル’、‘リアリティ’とは何か?

      その2. ある‘(開発の)現場’における‘外部者’とは何か?

実は、この2つは非常に密接な関連をもつ問題で、私のいう‘開発民俗学’の胆というか一番、重要なポイントでもあるのですが、なかなか説明が難しい^^?

以下、再度、わたしの‘言葉’で説明しますと、「‘現場’の‘リアル’は一つだとしても、‘人(間)’によって、それをどうとらえるかという‘リアリティ’は、個人個人によって異なる。

したがって、本来は、いろいろな‘立場’の‘人(間)’が、それぞれの‘リアリティ’を語ることにより、より‘現実的な’‘リアル’な解決策なりが導き出せる。(しかしながら、‘見えない’当事者(ステークホルダー)’が多々いることは‘現場’ではよく知られた事実です。)

開発民俗学は、そのさまざまな立場の‘人(間)’を引っ張り出して、共通のプラットホームに立たせる、いわば‘場’を作ることを見据えた‘実践’的な‘学問’であるべきである。

そこで、活躍?する‘開発民俗学(徒)’は、‘外部者’としての‘節度’と‘自覚’をもって‘現場’に立たなければならない。ゆめゆめ‘内部’の人(間)となってはいけないし、そう(勝手に)自覚してはいけない。なぜならば、‘内部(者)’の立場に立つことは現実に不可能であるし、もし自分が‘内部(者)’の‘リアリティ’が‘解った’などということは、‘外部者’としての‘立場’を逸脱しているし、解ったフリの‘善意’なりが、逆に‘人(間)’を傷つけたり‘話(問題)’をこじらせてしまうことは多いし、それが結果として、(内部者に対する)大きな‘裏切り’となる場合すらありうる。」

ということを、主に、2つの講義でなぜか?同時並行的に説明してきました。

でも、まあ、その’間合い’というか‘理屈’はともかく、その‘実践’って本当に難しい^^?

ちょっと脱線するようですが、実は、最近の2冊の本を買いました。

たぶん興味を覚える方が多いと思いますので、詳しく紹介します。

石井光太 『絶対貧困―世界リアル貧困学講義』 (新潮文庫)  2011年7月1日発行

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-ac82.html

(ちょっと引用します)

やられた というのが、この文庫本を本屋で手に取ったときの最初の感想である。(単行本は2009年3月 光文社)

私より若い世代の、まさに同時代の‘世界’の素顔の記録として、今の若い人にも違和感なく受け止められるルポルタージュであろう。

私は、1992年から開発コンサルタント会社(民間)のスタッフとして主に国際協力機構(JICA)に代表される日本の政府開発援助の仕事に関わる中で、仕事で(開発)途上国の‘現場’を踏み、フィリピン駐在も2004年から2008年まで経験し、それなりにそれらの国々の表と裏をみてきたつもりであったが、この著者の壮絶なるまでに‘体を張った’取材を前にしては、自分の不明を恥じるほかない。

ついでに、同著者の『神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く』新潮文庫2010(初出 2007)を購入した。

日本中東学会や国際開発学会にも所属している私であるが、‘学者’さんたちが、これらのルポルタージュを、どう評価するのか、ちょっと、やじうまめいた興味関心がある。

(以下、略)

そして、同じ日に購入したもう一冊。

山本一巳・山形辰史編 『国際協力の現場から 開発にたずさわる若き専門家たち』 岩波ジュニア新書 2007年5月

これはアジア経済研究所のイデアス(アジア経済研究所開発スクール)の卒業生の19名がイデアス終了後に国際協力の専門家として、いわばパワーエリートとして勤めている国際機関などの‘国際協力’の現場を語ったものです。

石井光太さんは、33歳、イデアスの仲間は、40歳台前後で、まさに私と同世代の‘仲間’が、かたや‘ルポライター’として、かたや‘専門家’として語る‘(開発)途上国’の現場、2冊ともまだ完全には読んでいませんが、実は私もそのいくつかの‘現場’では同時期に同じ‘空気’を吸って同じ‘空’の下で、それぞれの‘仕事’をしていました。

なんだろう、当然、本というか公的に‘語れること’と‘語れないこと’があるのは当たり前のことですが、これらの同世代の人の‘活躍’と‘言動’つまり、それぞれの‘リアリティ’をみてみると、一体、‘自分’は何を‘見ていた’のだろう、自分の‘リアル’や‘リアリティ’ってなんだったんだろう。ってことを、イヤでも考えさせられます。

まあ、‘いろいろ’な人がいるからこそ、世界も‘重層的’に捉えられるのだし、(もしかしたら)‘自分にしか’みえないものもある(はず)だしということで、ちょっとヘコミはしましたが、まあ自分の五感というか六感というか自分の‘センス’を信じて生きていくしかないなと思って自分を慰めているわけですが、なかなか問題は深刻というか、自分への‘リフレクション’(振り返り)の、よいきっかけになりました。

特に‘石井さん’の‘リアリティ’の片鱗(エピソードのいくつか)は、私にも‘実感’をもって‘わかる’ところが何点かあったりしますが、そうは言っても、かたやJICAの調査団のメンバー(開発コンサルタント)として、青パス(外交官パスポートの一種)をもって相手国政府(役人)と机を並べて協力し、かつ時には激しく交渉しつつ仕事をするのと、フリーで裸一貫で「スラム」や「路上生活」や「売春」をルポするのとでは、当然、その‘立場’も‘見える風景’も違ってきますわな。

農業・水資源開発という、いわば地域開発が専門の開発コンサルタント会社だったので、比較的というか現場は、首都ではなく田舎ばかりではありましたが、‘開発コンサルタント’としての‘仮面’というか‘素性’で、しかも限られた‘現地(調査)’の期間で見聞きできることは、当然、限られています。

まあ、フィリピンに4年3ヶ月駐在したときは、現地の人(フィリピン人)と友達になって、友人の身分?で、いろいろ田舎や都会でも‘現場’を垣間見せてもらいましたが、それでもやはり、わたしは全てを見れたとは決して思わないし、また逆に自分の‘体験’が全てではないことは百もわかっているはずなのに、石井さんみたいな‘現実’をみせられると、自分の‘知識’や‘経験(体験)’がいかにちっぽけなものかと思い知らされます。でも、自分がその場に‘身をおいた’という‘リアリティ’はわたし‘だけ’のものとしてありますが^^?

ともかく、21世紀の(グローバル)イッシューは、簡単には解けないだろうし、まあそのためにいろいろみんなで工夫してやっていけば、少しは‘明日’に‘希望がもてる’と、軽く考えてみたくもあるのですが、そうはいっても、同じ‘外部者’のレポート(報告)とはいえ、‘現場’の‘下からみた視線’と‘パワーエリート’が‘上からみた視線’では当然のことながら、見える‘モノ’も違えば、もっといえば感じる‘トコロ’が違うような気がします。

どちらが‘正しい’とは単純にはいえないし(たぶんどちらも‘正しい’し)、どちらもが‘現場の当事者(内部者)’にとってみれば、‘見当違い’の‘外部者’の勝手な思い込みというか‘間違った’認識であるかもしれません。

玉虫色ですが、わたしは、どちらの(外部者としての)‘立場’もわかるような‘気’もするし、そしてなによりも、どちらが、私の(開発民俗学)の‘歩く仲間’であることは間違いありません。

結論として、‘人(間)社会’が一番、おもしろいし、しかも一番‘難しい’ということを改めて、この2冊の本をみて感じました。(なにか、無理に‘きれい’に結論づけていますが^^?)

そんなこともあったり、ちょっと思うところがあり、こんな文章を書きました。

以下、引用。

‘開発民俗学’へのお誘い <mixi コミュ 「開発民俗学~地域共生の技法~」について>

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/mixi-c12c.html

mixiのコミュニティの案内文を更新しました。

初出: http://c.mixi.jp/kaihatsu_minzokugaku  2011年7月9日

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みなさん、初めまして。          [2011年7月9日 加筆]

しばやん@愛知です。

まず、結論から述べよということで、「開発民俗学」の目指すところを簡潔に述べます。

その1.「開発民俗学」は‘知’のパラダイム自体を書き換えます!

「開発民俗学」とは、地域研究(Area Studies)と地域開発(Rural Development)を現場(fields)から考える総合科学(Human Sciences)の一角を担うものとして「学問」に貢献いたします。いわば‘21世紀’を生き延びるための‘知’の‘再’統合を目指します。

その2.「開発民俗学」とは「学問」ではなく「運動(ムーブメント)」そのものである。

「開発民俗学」は‘手段’であって‘目的’ではありません。「学問」のための「学問」ではなく、「実学」であり「実践」そのものです。‘自己’と‘他者’の関わりから生まれる‘現場’で互いの知恵を出し合って、よりよい‘物語’をつむぎだすための‘道具箱(ツールボックス)’でしかありません。‘道具’を使うもよし使わないもよし、ただ、その紡ぎだされる‘物語’に対しての責任をもつことをコミットしなければなりません。つまり‘当事者’責任を伴った‘大人?’の「学問」です。‘批評者’や‘コメンテーター’は必要ありません。

そこまでシビアな‘学問’ってあってもいいのか。いやあるべきだと思います。それが答えです。

その3.「開発民俗学宣言」ってほどでもないですが^^?

「開発民俗学とは、現代の問題から出発するにせよ、過去の歴史に謙虚に学び、そこに住む人たちと未来を創造していくものである。」っていえたらかっこいいなあ^^?  2006年12月1日

全文はこちらをどうぞ^^?

http://homepage1.nifty.com/arukunakama/y2006Summer.htm

私は、2003年頃から[開発民俗学」という‘言葉’を使って一連の思索を続けてきました。

この私のささやかな‘試み’がどこまで‘世界’に‘世’に認められるのかは正直わかりませんが、こんな一人の‘学究’人生があってもよいのではないかということで、ただ自分の信じる‘途’を歩んでいきたいと考えています。

      しばやんと一緒に新しい‘実践の学問’を創ってみませんか^^?

しばやんこと柴田英知  @日本国愛知県岡崎市の実家にて 2011年7月9日

メッセをお待ちしております。

ではでは^^?

(引用終わり)

長文、ご高覧ありがとうございました。

また、どこかの‘現場’でお会いしましょう。

ではでは^^?

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地域活き生きアドバイザー 柴田 英知

E-mail: BXF00517@nifty.com

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