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2011年5月 8日 (日)

歩く仲間通信 (2011年5月3日) 柴田英知@愛知

しばやんこと柴田英知@愛知です。

新年のご挨拶もないままに、すでに5月となってしまいました。

日本に帰国してほぼ丸3年、転職して2年半となります。ほぼ2年ぶりのお便りとなりますが、みなさま、お元気でしょうか。

ずいぶんご無沙汰してしまったことをお許しください。

正直、この2年結構辛かったです。覚悟の転職とは言え、全くの畑違いで勝手も違えば、とにかく30名弱で年間14億円の売上げ、ダイレクトに上司の下でボート用品の企画営業、インターネットの事業とはいえ集客して実際に買ってもらわなければ売上げに結びつかない。
仕入れて売る、問い合わせに対応する、趣味で好きで買いに来てくださるお客様とはいえ、一円でも安く買いたいし商品に不備があれば文句の一つも出てくるし、マリングッズは
物によっては命にも関わる。たとえばミニボートとか船外機とかライフジャケット、商品の性能や使い方だけが正しいだけではどうしようもならない、自然という外部要因もある。

とても片手間でやれる仕事ではありませんでした。

最近、ようやく腰を入れてこの場でがんばるしかないと腹をくくりました。ちょっと詳しくはかけませんが、悔しくて今のままでは終われない。次に移るとしたら独立しかないと、当面はマリングッズ屋のお兄さん?を本業にがんばってみようと思います。

閑話休題

ところで、3月11日の東北関東大震災、いつのまにやら東日本大震災と呼び方も二転三転しておりますが、福島第1原発の件など、まったく予断を許しません。震災にあわれて亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、多くの愛しいものを一度に失った多くの被災者の皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。

この2年間、全然、ホームページもブログもmixiも書き込みができませんでした。いろいろなきっかけはあったにせよ、やはり世界は私を黙らせておいてはくれなかったようです。この1,2ヶ月でしばやんも完全復活。いろいろ活動を再開しました。

とりあえず、この場を借りて一つの提言。

change "a" world

今日は実は先月の休日出勤の代休で一日お休みなのですが、近所を散歩しながらつらつら考えました。

まずこの記事から。

ウサマ・ビンラーディン氏殺害 2011年5月1日
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/201151-b8d7.html

ちょっと引用:

まいった、困ったことになったなあというのが、私の今の率直な感想である。

昨日から日本でもニュースになった、まさにビッグニュースなのであるが、私の心は晴れない。

昨夜、このニュースをみたとき、まさか本当なのか、ダミーの偽者ではないかとか、オバマ大統領の選挙前の成果のデモンストレーションではないかと半分以上懐疑の気持ちが強かったが、今朝、コンビニで各社の朝刊を買って、このニュースの重大さを改めて感じた。

ただ、私は、まだ本物が死んだとは半分以上思っていないし、仮に本人であろうと偽者であろうと、今後の世界中で起こるであろうビンラーディン氏の殺害をよしとしない人たちによる彼らを敵視するアメリカや日本を含めた地域や国民に対する報復のほうを真剣に恐れている。

以下略

今日は朝から、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」を聴きながら、上記の記事を書きました。

まったくやりきれない思いです。このアルバムがでたのか40年前、10年前にアメリカ同時多発テロが起こり、今年は、また報復の応酬へのトリガーが引かれてしまった気がします。

このアルバムというか「明日に架ける橋」へのコメントはこちらも参照ください。(ジョンレノンのイマジンについても触れています)

歴史への問い イギリスよ、おまえもか? 1991年2月7日

http://homepage1.nifty.com/arukunakama/o00011.htm

そうだ、ちょうど20年前に湾岸戦争が起こったんだ!この記事は、少し校正されて朝日新聞に載りました。
大学3年生のときだったかな。ちょっとアラビア語の指導教官に小言をいわれたことを思い出しました。

確かに青臭くて独りよがりの言説ではありますが基本的に私の考え方も行動パターンも変わっていないなあとちょっと苦笑い^^?

話を戻すと、change "the" worldは、いわずもがなのエリック・クラプトンの1996年の大ヒット曲。名曲中の名曲だといってもいいと思うのですが、今日、歩いていて思ったのは、change "a" worldという言葉。

フランス語ではル・モンド、英語ではザ・ワールド、定冠詞をつけると“世界”や“地球”という意味になりますがもし一般名詞として扱って、a をつけたらどうなるのか。その用法もありなんですよ。だって、代表例としてDisneyの’It's a small world" 千葉幕張の東京ディズニーランドで私が一番好きなアトラクションの一つでもあります。

つまり、the world(世界)を変えることはできないかもしれないけど、ひとつの世界( a world)ならば変えることができるのではないかという提言です。

そういえば、「世界で一つだけの花」という唄もあったなあと脱線しまくりですが、今、自分の生きている一つの世界から変えてゆく、自分にとっても自分の周りの人や物にとっても愛おしい一つの世界は実現可能なのではないか、いや、そこから始めようという話です。

手塚治虫の名作、『ブラックジャック』にこういう話があります。

「病院ジャック」(単行本 第11巻 第95話)

あらすじ: ブラックジャックが執刀中の病院の手術室にテロリストと思しき覆面組が乗り込み、病院の手術中の患者を人質に、政府に交渉を持ちかけます。つまり手術中の患者が死ぬのが1時間、その間にテロリストの要求を呑めということで、結局、この交渉は失敗しテロリストはその腹いせに病院の電源を全て破壊して逃亡、ブラックジャックは真っ暗な手術室で手探りで患者の手術を完了しますが、病院としては停電のため重症患者5名の死者を出してしまいます。

逃げそこなって警察に捕捉されたテロリストとすれ違いざま、彼はこのような言葉をテロリストに浴びせます。

「たいしたやつだな・・・・・・・・・」 
「簡単に五人も死なせるなんて」

「こっちは・・・・・・・・・・・・」
「ひとり助けるだけで せいいっぱいなんだ・・・・・・・・・」

現実の世界では、確かに自分や自分の家族など身の回りのことにかまうだけで手一杯であることも真実です。確かに、他人やましてや‘世界’にかまっているほど暇でもお人よしばかりではないことも明らかです。

でも、「世界」(the world)にかまえなくても、一つの(私)の世界( a world)ならかまえる人は多いと思います。

また、すれ違った「ひとり」の重要さもいわずもがなです。

同じく『ブラックジャック』の掌編。「ある老婆の思い出」 単行本15巻 第135話

一言でいってしまうと、ブラックジャックがたまたま通りかかって救った赤ん坊の話。その親子の乳母となったニューヨークの病院の看護婦の回想の物語です。

「その人はいった・・・ / この宇宙の中で / 人の一生なんてゴミのようなものだが
それでも ちゃんと / 歴史の中で / 決められているとおり / 生まれ いつかは
死んでいく・・・・・・・・・」

「もし人の命を救うことで その人の人生をかえたなら
もしかしたら歴史もかわることになるかもしれない
医者や看護婦は そういった役目なんだ・・・・・・と・・・・・・・・・」

50年後の回想の終わりにでてくるのは、立派に成人した赤ん坊の姿でした。

「ただいま メアリお母さん」 「お帰りなさい 大統領閣下」

マンガといってしまえばそれまでかもしれませんが、この話を読むたびに目頭が熱くなります。

自分に何かできることがあれば、自分が動くことによって何か一つでもひとりでも(a)世界が変われば、大きな世の中や世界も変わっていくかも知れない。

そんなことを思いながら、「開発民俗学」への途を歩んでいけたらと思っています。

長々の長文を読んでいただきありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。

がんばろう 日本

柴田 英知

P.S.

mixiのコミュ「開発民俗学 -地域共生の技法-」では、それなりに気合をいれて
書き込みをおこなっております。ぜひお立ち寄りください。

http://c.mixi.jp/kaihatsu_minzokugaku

mixiのメンバーでない方は私から招待しますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

おまけ;

遊びのブログ: Life, I Love You!
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/

固めの記事: ブログ版 歩く仲間 歩きながら考える-世界と開発-
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/

ではでは^^?

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コメント

柴田様
りぶら祭りには、お会いできありがとうございました。柴田さんの広範囲の知識にはいつも感心しています。音楽の方も多岐にわたり、中でもビートルズフアンではないかと察し致します。りぶら祭りの時に言われた12月18日のクリスマス会でのバンドですが、残念ながらメンバーが都合悪くいけません。来年はこんな時に機会があればやりたいと思っていますので、またご案内ください。もしこのメールが着きましたら、着いただけで結構ですのでメールいただければありがたいです。今後もよろしくお願いいたします。  塩崎

投稿: 塩崎保則 | 2011年11月19日 (土) 08:28

塩崎様

コメントありがとうございます。今回のご縁を大切に、次回、どこかでコラボレーションできるといいですね^^?

ところで、ビートルズファンとはよくわかりましたね^^?

実は、別のブログをもっており、そこで「泣ける唄が聴きたい!」というトピックを扱っています。ビートルズもその常連というか私にとっての一つの基準みたいなものになっています。よろしかったらこちらもご高覧ください。

The Beatles (ザ・ビートルズ) 『Magical Mystery Tour(マジカル・ミステリー・ツアー)』 リマスター盤

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/life_i_love_you/2009/09/the-beatles-mag.html

この記事の中に、いままで私が書いてきたレヴューへのリンクが貼ってあります。

これからもよろしくお願いいたします。

ではでは^^?

投稿: しばやんです。 | 2011年11月19日 (土) 21:26

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