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2011年5月 3日 (火)

ウサマ・ビンラーディン氏殺害 2011年5月1日

まいった、困ったことになったなあというのが、私の今の率直な感想である。

昨日から日本でもニュースになった、まさにビッグニュースなのであるが、私の心は晴れない。

昨夜、このニュースをみたとき、まさか本当なのか、ダミーの偽者ではないかとか、オバマ大統領の選挙前の成果のデモンストレーションではないかと半分以上懐疑の気持ちが強かったが、今朝、コンビニで各社の朝刊を買って、このニュースの重大さを改めて感じた。

ただ、私は、まだ本物が死んだとは半分以上思っていないし、仮に本人であろうと偽者であろうと、今後の世界中で起こるであろうビンラーディン氏の殺害をよしとしない人たちによる彼らを敵視するアメリカや日本を含めた地域や国民に対する報復のほうを真剣に恐れている。

Aera010930

アエラ No.42 9/30号 『緊急増刊AERA 新「世界戦争」が始まった』 朝日新聞社2001年9月30日

Sankei011019

「サンケイスポーツ特別版 10月19日号 戦慄フォト特集 速報 米国炎上 同時多発テロ」 産経新聞社 2001年9月13日発行

あれから10年も、これから10年も 実はあのセプテンバー11からちょうど10年目にして、オバマ政権にしてようやくの成果?ではあるのだが、結局、あのときから今まで一体、テロリストといわれる人たちの、もっと狭めてもアルカイーダという組織の何がわかったのであろうか。

1988年に大阪外大のアラビア語の門をたたき、いろいろイスラーム圏も歩いてきた私にしても、まったく何が間違っているのか正しいのか、そもそもアメリカ側とイスラーム過激派(としておこう)の主張の軸がまったくといっていいほどわからない。

オバマ大統領の「正義が成し遂げられた」というコメントに対して、私は疑問を突きつけずにはいられない。

そもそも何が‘正義’なのですかと。

ともあれ、2011年は世界も日本も大変な年であるのは間違いない。今年の10大ニュースどころではない教科書にも載るような多くの出来事が、この1年に起りうることは間違いない。だって半年もたたないのにいくらも事件があるのだから。

ビンラーディン氏は殺害され既に水葬されたと聞く。

直接、‘悪の親玉’の言明を聞くことは永久に不可能である。

これでよかったのか、アメリカよ。オバマ大統領よ。

私は、私なりの‘正義’を考えていかなくてはならないし、イスラーム過激派とされる人たちの‘正義’も考え公にしていかなくてはならないと考えている。

それが、日本人の我々のできることではないのですか?

と、少なくとも私は思う。

世界の片隅で。

柴田 英知

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